2013.07.26 [ 佐久のいい景色 ]
軽井沢町の後膳水を紹介します
佐久建設事務所のアイです。
中山道軽井沢宿を支えた泉について紹介します。
旧軽井沢地域の泉「御膳水」は、軽井沢宿に宿泊した旅人の御膳に使用する御膳水として活用され、明治11年の明治天皇御昼行在所にても使用された由緒ある大切な水源です。
7月20日、盛夏とは言え、軽井沢はさわやかな涼風の季節にあり、避暑を求める人たちや食事、ショッピング、サイクリング、スポーツを楽しむ人たちで活気に充ちていました。
旧ゴルフ通り(旧軽井沢、新軽井沢の38の通りには避暑地の歴史を背景に愛称が付けられているとのことです。)を歩いていると、通りの南側に泉への案内があり、誘われるまま木洩れ日の中、坂を降りてみました。
泉は岩の間から勢いよく湧いているようです。流れ下る清らかな水は川となって流れています。かなりの量
です。
泉を訪れていた方が「飲んでみたいな」と、残念そうでした。浅間山が作り出した大地を通り抜けて出てきた水はきっとおいしいでしょう。
案内板には「御膳水(雲場川風致地区)この渓谷に清冽な泉が湧いております。明治天皇ご来軽のおり、炊飲にお茶にこの御膳水の水が共せられました。泉は雲場川となり、スワンレイクと親しまれる雲場の池の源となります。開発の進む軽井沢において、町当局、町の方々の努力により、いまだに自然の風致を維持することができました。当ホテルの敷地内ですが、鹿島ノ森散策の道すがらゆっくりご休息下さい。ホテル鹿島ノ森」とあります。
この東側を流れる精進場川には水が流れていませんでした。両者には関係があるのでしょうか。
美しいこの泉がこれからも大切に守られますように。
折角ですので、泉から軽井沢駅まで歩いた際の写真「軽井沢聖パウロカトリック教会への案内板」「案内標柱“中山道軽井沢宿”」「軽井沢本通りの電線類地中化と道路幅員構成再編成」と「木のリス」を一緒に掲載します。
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