佐久地域の直売所 ご紹介します⑧
JA佐久浅間女性会 御代田直売所
今回の取材先は、御代田町。まずは、県道9号佐久軽井沢線と国道18号を結ぶ、御代田町役場、浅間縄文ミュージアムが立ち並ぶ通称かりん通りを目指します。
国道18号線からだと、三ツ谷東信号が目印で、御代田町役場方向へ行くと(約200m)ほどなく、左側に黄色でお馴染みのカーショップが見えてきます。その向かい側にある建物が今回の取材先の「JA浅間女性会 御代田直売所」さんになります。
約束した日時は、とある木曜日の午前11時。その時間に訪れると建物の前には、何台かの車が停まり、活気がある光景が展開されていました。
今回、お話を聞いたのは、JA佐久浅間女性会御代田直売所の代表、清水陽子さんです。清水さんは、県農村生活マイスターでもあります。
この直売所は、JA佐久浅間女性会の会員さんが運営しているもので、ここに並ぶ品物は、会員さんが持ち寄ったもの。ちなみに、ここで販売するには、会員であることが一つの条件になるそうです。
到着時、にぎやかだったのは、11時の開店に合わせ、会員の皆さんが開店準備に勤しんでいたのでした。皆さん、朝収穫したものを持ち寄り、袋詰め、値札シールの貼付け、陳列等の業務をされていたのです。
11時が開店ですが、既にお客さんが来ており、野菜が並ぶそばから売れていきます。以前は、11時の開店時刻まで待ってもらったそうですが、行列になってしまうので、感染症対策ということもあり、準備でき次第、販売していくスタイルに変えたそうです。
並んでいる野菜達は、朝収穫したものなので、新鮮そのもの。レタス、サニーレタス、ブロッコリー、白菜、トマト、きゅうり、ピーマン、とうもろこしなどなどがひしめき合うように並んでいます。トマトは”木”で完熟させたもの。私も購入して食べましたが甘くておいしかったです。他にも、米やそば粉も販売しており、特に“はざかけ米“は、人気だそうです。時期になると、果物は、ブルーベリー、桃、りんご等が並ぶそうです。
会員さんが育てたものなので、直接、会員さんから野菜や果物について情報を得ることができのも、御代田直売所さんの強みです。
入口には色とりどりの花が並べられており、この花も会員さんが持ち寄り販売しているとのこと。その中に、アザミを大きくしたような花があり。これは?と、たずねると、アーティチョークの花だとか。(アーティチョークは、日本だと食用の栽培は難しく鑑賞用の栽培になると聞いたことが・・・。)普段、花なぞ買ったことがない私も、めずらしい花を見つけ、つい購入してしまいました。
野菜に、果物に、米に、花にと、辺りを見回していると、とある所で、目が止まりました。なぜか洋服が飾ら
れていて・・・。これも、売り物なのですか?と尋ねると、会員の方に縫製が得意な方がいて、洋服を作られているとのこと。すごいの一言。他にも、手作りの品物が並んでいました。
この直売所は、平成10年6月からスタートしたそうです。会員さんが担っている直売所なので、営業する曜日が限られていますので、御注意ください。
さて、ここで、まとめを。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
佐久地域振興局 総務管理課
TEL:0267-63-3131
FAX:0267-63-3105