2019.11.28 [ その他 ]
「地域発元気づくり支援金」優良事例発表会を開催しました
県では地域づくりを実践される皆様の多彩な取組を「地域発 元気づくり支援金」で支援しています。
この度、平成30年度に佐久地域で実施された64事業からモデル的な優良事例を選定し、11月20日に佐久合同庁舎で表彰式と事例発表会を開催しました。
県知事表彰を受賞した佐久商工会議所「北斗の拳『御酒飲ラリー』広域ファン集客事業」では、佐久地域15蔵の清酒と地ビールの美味しさを多くの方に知ってもらおうと「御酒印(ごしゅいん)」を集める飲食店ラリーイベントを実施しました。
平成30年度事業では、佐久市出身の武論尊さん原作「北斗の拳」の名台詞が入った「御酒印シール」を「御酒飲帳」に集めるラリーに飲食店67店が参加し、県内外からたくさんのお客様にお越しいただいています。
事例発表では、参加店の地酒に合う自慢料理の魅力が具体的に伝わるように工夫したことやこの事業をきっかけに新たな流通が生まれたことなどをお話していただきました。
佐久地域振興局長表彰は2事業が受賞しました。
受賞した八ヶ岳観光協会「八ヶ岳キッズチャレンジ」では、幼児から登ることができる登山コースを紹介し、親子連れを対象とした山小屋無料宿泊キャンペーンを実施し、参加したお子さんのミッションとして描いてもらった絵日記のコンクールを行いました。
事例発表では、安全な登山に役立つ情報を提供し参加者が無事故だったことや絵日記全作品を多くの方に見てもらえるよう駅や市役所などに展示し、子どもや保護者の皆さんの思い出に残る楽しい体験となるよう工夫したことなどをお話しいただきました。
また、佐久地域振興局長表彰を受賞した文楽・伝統芸能振興長野委員会「文楽の世界と筝曲の調べを知る」では、文楽を中心とした伝統芸能を佐久地域でも身近に親しめるように、学校での鑑賞教室や体験教室、大賀ホール公演や福祉施設での慰問公演を実施しました。
事例発表では、将来、海外でも活躍していく地域の子どもたちに日本の文化・伝統を体感して学んでほしいということや人形遣いが1人前になるのに30年かかるということを知りキャリア教育の一助となることを目的として、継続して活動していくために工夫したことなどをお話ししていただきました。
当日は地域づくりに取り組まれている団体の皆様の活動PR展示、交流会、来年度事業を検討されている方からの個別相談なども併せて行いました。
なお、令和2年度の元気づくり支援金については、12月20日(金)午後1時30分から佐久合同庁舎5階講堂において申請のための説明会を行う予定です。どなたでも参加できます。参加申込は不要です。
企画振興課 電話0267-63-3132
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