2016.02.02 [ 佐久のイベント ]
日本で一番寒い日に、日本で一番寒い(?)祭りを体験してきました!
会場に着くと、すでに準備がされていました。
桶には「2001年 長野県文化財保護協会」と書かれています。
草越公民館に集合した男たちは、次々に赤いふんどしに着替えていきます。
私も初めて履きましたが、体感的に裸と変わりなく、変な感じです。
参加者全員でカウントダウンを行い、18時ちょうどに公民館から飛び出しました!
「うわぁぁぁおぉぉぉぉー!!」
あまりの寒さに意味不明な奇声をあげる男たち。
そんな男たちは、桶の冷水をあびます。
私もおそるおそる、しかし大胆に、水を浴びます。
何杯か浴びて走ろうとすると、カメラを構えていた女性に
両手で水を浴びるようにお願いされたのでもう1回。
このあと、住宅街に置かれている桶の水を浴び、走り、また浴びて走るのを繰り返します。
全工程は1kmもないと思いますが、雪道を草履で疾走したので
冷たいのか痛いのか熱いのか訳がわからなくなりました。
やっとの想いで終えた男たちは、広場の焚き火にあたります。
ふんどしが乾くまで火にあたると、絶対に風邪をひかないと教えてもらいました。
焚き火にあたりながら御代田町名物のおにかけうどんを食べました。
手と体の震えがしばらく止まりませんでしたが、おにかけうどんは文字通り身も心も暖めてくれました。
参加前は、ひ弱な自分ができるのか不安でしたが、
やってみると厄が落ちたごとく、清々しい気持ちになることができました。
新しいものも大事ですが、今まで残されてきたものを大切にし続けることも
大事なんだと考えさせられました。
ご覧になりたい方は、来年の1月20日をお楽しみに!
商工観光課のタ~オがお伝えしました!
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