2016.03.31 [スカイランナー 松本大さん]
山×スカイランナー vol.3
- 松本さんが思う、スカイランニングの魅力とは?
正直、普通の登山と何ら変わらないんです。景色が良い、達成感がある、下りてきて温泉に入ってから飲むビールが最高だとか。ただ、「ファストアンドライド」なので、パパッと行って帰ってこられるという特徴はあります。
- でも、パパッと行けるようになるには、経験も必要ですよね。
いきなりは難しいでしょうし、やっぱり登山の知識や経験は必要です。でも、「太郎山登山競走」のような大会は初めての人でも楽しめるようにしているので、気軽に参加してもらえれば。
- 今後、松本さんが取り組みたいことなどはありますか?
スカイランニング自体は、数年前に芽が出た、これから皆で作っていけるスポーツなんです。いろいろなアイデアを活かして、どんどん広げていきたいですね。協会でも、できればフィールドに根差した、スキーのような文化にしていきたいと話しています。
2015年欧州選手権にて。(photo by Sho Fujimaki)
日本のレースにはない賑やかさ(photo by Sho Fujimaki)
13位でゴール(photo by Sho Fujimaki)
出し切った達成感と10位に届かなかった悔しさと(photo by Sho Fujimaki)
- 急激に競技人口が増えるといろいろ問題も出てきますからね…。
山をフィールドにしている以上、山の知識や経験がどうしても必要になると思うんです。でも、雑誌に稜線を有名選手が走っている写真が載れば、それを見て憧れてしまう。それ自体は否定することではないかもしれませんが、特に2000メートル以上の山は、スカイランニングとして、登山の知識や経験がないとできないスポーツだということをきちんと伝えていかなければいけないと思っています。
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