2012.03.05 [シナノ(佐久市)代表取締役 柳澤光宏さん]
「シナノらしさ」独自性を大事に ポール技術でウィーキングライフを支える
―「シナノらしさ」を伝えるためにいろんな工夫をされていますよね。
今は「いい物を作っていても売れない時代」だと思います。
いい物を作っても、そもそも知らない…ということでは買ってもらえない。
どれだけ「シナノ」という会社を知ってもらうかも大事になります。
シナノとしては、「こういう人に使ってもらいたい」「こういう人に向けて開発した商品なんですよ」ということを広く知ってもらうためにアピールしないと、ユーザー様に知っていただけない。
私どもはおかげさまで、スキーの業界、山の業界、杖の業界と、業界の中では認知度があります。業界(サブユーザー)の認知度はある程度はありますが、実際のお客さん(エンドユーザー)に対してはまだまだ認知度が低いと思っております。
これからは使ってくださるユーザーさんに分かってもらうためのPRなどに取り組んでいきたいと思っています。
―エンドユーザーにPRということは、テレビなどメディアでの露出も大事ですし、海外への販売やブランドの構築などへの長野県のバックアップも嬉しい話ですよね。これから力を入れていきたいことは何でしょうか。
「オリジナリティーある商品の開発」がまず一つです。
―オリジナリティーと言えば、「グミキャンディー」を作られているようですね。ポールを作っている会社さんが…(笑)食べ物ですよね?
「ポール技術でウォーキングライフを支える」というのが、会社のミッションです。
一見まったく関係ないように見える食べ物「グミ」ですが、これも「ウォーキングライフを支える」という意味で、場違いな商品ではないんです。
私たちはあくまでも「支える技術」で、ウォーキングライフを支えていく。そんな商品を提供しています。
「活力グミ」は、ウォーキングをしても疲れを残さないサポートになる。ウォーキングライフを支えているという意味ではユーザーさんにとって同じ価値観だと思い、開発しました。
―グミとポールでは商品は全然違う。でも、御社が発信したい「ポール技術でウォーキングライフを支える」というメッセージは同じなんですね。
そうですね。そこが違えばやらない。
開発のきっかけは「出会い」からなんです。特許を持つ会社と一緒に商品を開発しました。結果、弊社にしかない「オリジナルのもの」も開発できた。これからも独自性にこだわりオンリーワン商品をつくっていきたいと思います。
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