信州魅力人

信州の魅力、それは長野県内で頑張るつくり手たちの魅力。そんな魅力人の想いをお伝えします

長野で生まれ、長野で育った会社だから

―中国市場も視野に入れながら、でも、長野での一貫生産にこだわる。長野にこだわる理由は何ですか?

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長野で生まれて、長野県と一緒に育ってきた会社ですから、それが筋だと思うからです。
長野県にはいいところと悪いところあると思います。
色々なインフラや物流や情報が揃っていたほうが商売しやすいので、そういう点でいえばすごく不利です。大きなものを作って運ぶことについても海際に比べて制約があります。
でも、長野は住むにはいいところですよね。
もしかすると、いい環境でものづくりをすることで、工業地帯でやっている人たちよりいいものができると思います。根拠は無いですが。

―リーダーのそういう考え方は、従業員の方にも伝わりますよね。どんな会社にしていきたいですか?

ファミリー的な、和気藹々(あいあい)とした会社にしたいと思っています。
楽しい方がいい。もちろん、遊びでやっているわけではないので真剣にものづくりはしますが、根本は楽しいからみんな集まっている。それが実証できるような会社にしたい。
新入社員にも言っていることですが、人生の中で一番長い時間を会社で過ごすわけですので、楽しい場所が会社であればいいと。


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「仕事は、受身では面白くない。」
安い労働力を求めたかつての姿とは異なり「世界の工場、世界の市場」として、中国には新しいビジネスチャンスが広がります。世界で戦う企業へと変貌を遂げようとする羽生田鉄工所のリーダーに、あえて「なぜ長野にとどまるのか?」と質問したときの、「なぜそんな質問を?」といった羽生田社長の表情が印象的でした。
「長野の企業だから、長野が本拠地なのは当然じゃないですか。」

企業がここまで続いているのは、地域の支えがあったからこそ。装置というのは、ひとつひとつが技術の積み重ねで、その技術は社員ひとりひとりの中にあるワザ。ここで働くひとりひとりも長野の人なのだから…長野にとどまるのは「当然」なのです。

明治以来100年以上続く’信州企業’は、新たな100年に向け、挑戦を続けます。

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