2012.01.25 [セルコ(小諸市)代表取締役 小林延行さん]
社員はシャイン!「輝いて」いないといいものはできない
「高密度コイルといえばセルコ」といわれるまでに特殊なコイルづくりに特化した小諸市の株式会社セルコ。社長の小林延行さんのもうひとつの顔は、「おやじバンド」のボーカルです。しかも、ロック。歌うのはニッポンの中小ものづくり企業の魂の叫び…!?
小林社長いわく「どこにでもある中小零細」でありながら、独自技術で確固たる地位を築きつつあるセルコ。メイドイン長野のコイルが日本に世界に誇るべき、スゴイものづくりを支えています。
地域を愛し、社員を愛し、人生を愛する小林さんの想いを伺いました。
社員はシャイン!「輝いて」いないといいものはできない
-なぜ「おやじバンド」をはじめたのですか?
私の学生時代は「ビートルズ」が青春そのものでした。
毎日聞いて、英語の歌詞を自分で訳していました。非常にストレートな歌詞なんです。そんな歌 ―ただ曲だけじゃなくて歌詞にもメッセージがあったり、人に何かを与えられるようなもの― を作りたかったのです。
そこで50を過ぎてから、中小企業からのメッセージを伝えるために、バンドをはじめました。
-「おやじバンド」では、どんなメッセージを歌にしているんですか?
作詞は私が担当です。メッセージはシンプル。
「日本のものづくりを支えているのは、決して大企業の力なんかじゃない。中小零細の底力なんだ!」
「俺たちの技術は世界№1だ!」
そんな想いを歌っています。このメッセージをそのまま歌詞にしているんですが、これはモノづくりに携わっているからこそできたものだと思います。
-ロックって生き方…だと思いますが、小林さんの人生観とは?
まずは中小零細企業の社長として、とにかく会社経営で大事なのは、継続することでしょうね。会社が永遠に継続する。やっぱりなんのために経営しているのかと考えた時、働いている人たちが生きがいを持たなくっちゃいけない。
私がよくいうのは、「社員はシャイン」。…ダジャレです。シャイン=輝いている。社員が輝いていなくっちゃいけない。これがモットーかな(笑)
つぎに、ものづくりに関してですが、日本は世界でピカ一の技術を持っている国です。自信を持ってほしいですね。
最後に、私自信の生き方ですが、いつでも明るく、楽しく、健康で、生き生きと最後の最後まで生きたい。生きている限り全力で生きていきたいなという思いですね。
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