2018.08.08 [ ライチョウサポーターズ長野県自然保護レンジャー ]
ライチョウ見守りキャンペーンを実施しました
こんにちは、自然保護課です。
北アルプスの唐松岳山頂付近(富山県側)で、先月、登山者がライチョウの雛を手で掴み、写真をブログにアップするという残念な出来事がありました。
ライチョウは人が近づいてもあまり逃げませんが、種の保存法や文化財保護法などで規制され、例え短時間であっても許可なく捕獲することはできませんし、ライチョウにとってもかなりのストレスになるのではないでしょうか。
このようなことは二度と起こって欲しくありませんので、ライチョウ保護を訴えるキャンペーンを環境省と共同で実施することとしました。
8月6日(月)、白馬村の八方ゴンドラリフトの乗り場で、登山者の方を対象に啓発活動を実施しました。ゴンドラ運行開始時間の朝7:00前には、大勢の方が並ばれていました。
乗り場前にポスターを掲示させていただいたほか、登山者の方に啓発カードを配布させていただきました。カードには、ライチョウを守るために「親子がいても遠くからそっと見守ってください」、「食べ物を捨てたり落としたりしないでください」といったことが書かれています。用意した200セットは1時間ほどでなくなりました。
ポスターについては、長野県内のほか、ライチョウが生息する他県でも掲示される予定です。
今回の活動には、環境省と長野県の職員のほか、長野県が委嘱するボランティア「長野県自然保護レンジャー」の8名の方にもご協力いただきました。早朝からありがとうございました。
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