自然と遊ぼう!ネイチャーツアー

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インターンシップを通して学んだこと(1)

こんにちは、ブログ編集スタッフです。

インターンシップを体験された学生さんからの寄稿を紹介します。
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私は大学のインターンシップを利用し、8月26日~30日の5日間長野県庁お世話になりました。長野は自然が豊かで多種類の動植物があることから、これらの自然を保護するためにどのような取り組みをしているのか、また、環境法に興味があることもあり、環境部自然保護課に決めました。
ここで、自然保護課の仕事内容も含めながら、私がこの五日間で感じた長野の自然の魅力について写真とともに載せていきたいと思います。

自然保護課には「自然保護係」「自然公園係」があります。また、自然保存に関する県の施設としては長野県環境保全研究所の飯綱庁舎や、自然公園の適切な管理を行う四つの自然保護センターである「霧ケ峰自然保護センター」「乗鞍自然保護センター」「美ヶ原自然保護センター」「志賀高原自然保護センター」があります。私は今回これらの機関のうち、飯綱庁舎、志賀高原と乗鞍の自然保護センターの三つへ行きました。

私が最初に行ったのは長野県環境保全研究所の飯綱庁舎です。長野県庁から車で約40分、善光寺の裏手にある飯綱山に飯綱庁舎があります。ここでは、生物多様性の保全、地球温暖化、自然資源の保全と活用などさまざまなことが行われています。私は実際に植物の標本作製の手伝いと、戸隠山鳥獣保護区特別保護地区の現地調査に同行させてもらいました。

標本作成は毎週火曜日に行われ、ボランティアの方々が手伝いをされています。
標本は長い間良い状態で保管するためにナフタレンを用いて防虫をします。植物の名前の他に生育していた場所も記されているため「当時はどこで植物が生育していたのか」といった調査に役立てられています。また、ボランティアの方々との交流も楽しみの一つとなっていますface02

戸隠山の鳥獣保護地区の現地調査では、実際に現場を歩きました。

自然が豊かであるため動植物も多く、その保護や整備には手間も時間もかかることが分かりました。実際に現場を見なくては判断できないことなので、現場の大切さを感じました。

また、飯綱庁舎内にはスタッフの方の手作りの資料や、動物の剥製が展示されています。


自然を学ぶ場として利用され、一般の方でも利用できる本の閲覧コーナーもあるのでぜひ利用してみてはいかがでしょうかface01icon12

去年、長野駅周辺に出没した熊を覚えていますか?あの熊は射殺された後、この研究所で年齢や胃の内容物について調べられました。熊の歯の骨から年齢がわかり、まだ若い熊だったそうです。
最近では人間が住む地域にまで野生動物の生育範囲が広がっていることが問題となっていますが、人間と動物がうまく共生していくために必要な対策を提案する仕事もここで行われています。他にも、今大きな問題となっている外来植物の問題にも取り組んでいます。解決しなければならない問題が多いことに加え、どんどん増えていることが現状です。私たちができる些細なことも抑制に繋がるので、皆が協力的になる必要性を感じました。

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