2012.02.07 [ 信州大自然紀行環境保全研究所飯綱庁舎 ]
根子岳(寒さふたたび)
「信州大自然紀行」のブログを開始して早1年が経ち、今回が20回目となりました。第1回目が上信越高原の根子岳(ねこだけ)でしたので、1年ぶりに様子を見に行ってきました。
2月5日は冬型の気圧配置がゆるみ、麓のスキー場は風もなくあたたかでしたが、標高2207mの山頂は気温マイナス10℃で、鼻毛も凍るような風が吹いていました。やはり山の上は寒いです。
根子岳山頂付近の積雪は昨年の今頃とさほど変わらず、スノーモンスターの発達はむしろ控えめでした。今の時期は、スキーを履き、2時間くらいかけて歩いて上る人、山頂の手前まで観光用の雪上車を利用する人といろいろです。手軽にゆける雪山ですが、山頂付近は厳冬期の冬山なので装備と覚悟を怠りなく。
山頂直下で、元気にあいさつをしていった10代のスキーヤーたちの背を見送りました。ずらりとならぶアルプスや戸隠の山々を望み、この山頂の風に当たると、街の暮らしで疲れ気味の心と身体もシャキッとします。
~ 根子岳の風の寒さに こんにちは ~
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