2023.10.10 [ 長野地域の【農業】長野地域の【暮らし】長野地域振興局 ]
長野県庁インターンシップレポート【総合土木:第4弾】
農地整備課インターンシップレポート第4弾~災害に負けない、災害復旧事業~
こんにちは、農地整備課komaです。
先日に引き続き、インターンシップレポート第4弾を報告します。
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こんにちは。長野県庁インターンシップ実習生のR.Kです。
インターンシップ3日目となる本日は、飯綱町の農地・農業用施設災害復旧事業の現場で実習を行いました。
飯綱町は、リンゴの生産が盛んな地域で、日本全国に出荷される1%、実に100個に1個は飯綱町産のリンゴだそうです。
そのため、果樹や作物の輸送をスムーズに行うために、上水内北部地区広域農道が整備されていました。
上信越自動車道信州中野ICへとつながっており、流通の利便性が高いのはもちろん、舗装の行き届いた道路のため荷傷みが発生しにくく、作物の品質を保った状態で様々な市場や店舗へと輸送されると知り、農道の大切さがわかりました。
6月の大雨によって、飯綱町の山間部に位置する水田の畦畔が崩れ、下側の水田へ土砂が流されてしまった現場でした。崩れた規模は大きく、足を滑らしてしまいそうなほどの傾斜地でした。
実際にこのような現場を見ることが初めての経験であり、自然がもたらす災害の恐ろしさやそんな中で農業を営む難しさを感じました。
崩れた斜面の被害状況を説明するために、ポールやメジャーを用いて被害状況の写真撮影を行いました。
撮影した写真は、災害復旧事業の申請資料に使用されるとのことでした。
また、今回の作業は、飯綱町の職員の方と合同で行いました。
農地や農業用施設の災害復旧業務は、市町村の方が中心となり、県の職員はそのサポートをしているというのは少々意外でした。
双方が協力し、業務を行っていくことが大切だと感じました。
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