2019.02.01 [ 林務課 ]
地域の里山を自分たちで整備しよう!
また、里山整備利用地域のエリアを決める際は、AGが用意した「GIS」(地理情報システム)を地域の皆さんで覗き込んで、どの辺までをエリアにするべきかを検討しました。
「ここが○○の家だから、この辺は竹林がえらいことになっている」
「ここのがけ下も整備した方がいい」
など、活発な意見交換ができました。
大体のエリアを決めたあとに、実際に里山を歩いて、現状を確認しました。
地域で里山をよく知っている人を先頭に、「ここはうちの地区のとこで」とか「ここは昔火事があって・・・」などベテランの皆さんが、地域の若手に教えながら、里山を歩くことができました。
それにしてもベテランの皆さんの足取りは軽く、若手の皆さんも驚いていました。
課題であがった野生動物の痕跡も多く見られました。これは何の動物でしょうか?
アカマツの枯損木が倒れているものが多く見られました。
踏査の中では、間伐の必要な里山も確認されました。
やはり集落周辺の竹林は整備が必要な状況でした。
光久寺薬師堂の周辺も竹林が迫ってきています。
ここを中心に今後も竹林整備を進めていく予定です。
また、地域の皆さんだけでは整備が難しいところについては、林業事業体が整備できるかを検討することになりました。
今後は、地域の皆さんの合意形成が図られ、里山整備利用地域が認定されるように支援を続けていく予定です。
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