2018.06.12 [ 林務課 ]
平成30年度さとぷろ。学校がスタートしました!
林務課普及係 安曇野市担当AGです。
平成28年度から始まったさとぷろ。学校ですが、今年度は、第三期生として8名を迎えてスタートしました。※「さとぷろ。」とは、安曇野市里山再生計画に関する活動の愛称です。
午前中は、開校式とオリエンテーション、里山再生計画の紹介、安全講習を行いました。
緊張からか、始めは硬い表情の受講生でしたが、オリエンテーションで行われた他己紹介を通して互いを知り、休憩中に会話をしながら、和気あいあいとした雰囲気になっていきました。
他己紹介
里山再生計画の紹介では、かつての里山の姿から、人々が里山資源を多く活用してきたこと、生活様式の変化により里山資源を活用しなくなり、里山荒廃してきた現状を学びました。
その現状を変えるべく立てられたが、「安曇野市里山再生計画」(通称:さとぷろ。)です。
多種多様な里山、安全な里山など理想の里山へ近づくためにさとぷろの5つのプロジェクトに取り組んでいることが紹介されました。
安曇野市の里山の現状と、行政の取組を知って、これから自分たちが考えることはなにか、できることはなにかを考えるきっかけになればと思います。
続いて、さとぷろ。学校の講座の多くがフィールドワークということで、野外での活動における安全講習会が行われました。
まずは、身近な脅威「ハチ」です。
「自分の身は自分で守る」が基本です。そのためには自身の状態を知ることが大切です。
Ige抗体検査により自分が何のハチの毒に対してアレルギー反応があるのかわかります。
場合によってはエピペンの携行することが必要です。
また、野外では、周囲の状況に注意して、巣がありそうなところ(木の古株や、細かい土が盛り上がっているところ)には近づかないなど、注意が必要です。
そのほか、野外でけがをした時の応急措置の方法なども学びました。
野外で作業などを行う際は、飲み水以外の水や、三角巾の携行がポイントです。
なによりけがをしないよう心掛けたいものです。
現場での応急処置の方法を学びました
昼食は、里山の恵み「ジビエカレー」をいただきました。地元で採れたシカ肉が入ったカレーは美味でした。
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