2014.08.18 [ 農地整備課 ]
松本地方事務所農地整備課に企業体験研修に行ってきました(その2)
農地整備課での企業体験研修の続きです。
○現地測量
レベルとポールを使った測量を行いました。レベルを使っての測量は初めてで緊張しましたが最初はどうすればいいか分からず聞きながらゆっくりやりましたが、やっていくうちに慣れてきてスムーズに作業をすることができました。またそのあとに横断測量をしましたが初めてで難しかったですが初めてにしては上手にできたのではないかと思いました。
○拾ヶ堰 奈良井川頭首工
拾ヶ堰の始まりの場、奈良井川の頭首工に行きました。この管理施設の機械も自動で管理を行ってくれるそうで最近の施設はすごい機能が良くてすごいと思いました。
○拾ヶ堰 梓川サイフォン
川の下に農業用水を通す為に作られた梓川サイフォンを見に行きました。私たちの後ろに写っている直径約4~5mくらいもあるとても大きな機械で実際に川の下を掘ったそうです。こんなに大きく頑丈な物を使わないと穴が掘れないと思うと、すごく大変で苦労する事なんだと思いました。
○拾ヶ堰 排水監視所
安曇野の用水と排水を管理する施設、排水監視所に行きました。この施設には皇太子様も訪れたらしく記念として皇太子様の履いたスリッパと使った靴ベラが展示されてあり、とても驚きました。
ここでもいろんな水門などを遠くからカメラで見ながら動かすことができて、大雨のときでもすぐに排水ができるようになっていました。
○拾ヶ堰の歴史と全体像
拾ヶ堰の歴史についての話を聞き、江戸時代の頃にできた拾ヶ堰は設計に20年以上もかかり、実際の工事はたった3ヶ月で作ってしまったそうですが工事期間の短さにとても驚きました。
○木曽山分水
本来は松本平に流れる千曲川水系の用水を、伊那谷の天竜川水系の用水に分けている木曽山分水について、歴史や水の分け方の話を聞き、12kmもの長さの水路を高い山を避けつくった人々の技術や知恵がすばらしいと思いました。
○体験を終えて
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