来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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『信州まつもと空港』の「エプロン」の修繕を行いました!

こんにちは、松本空港管理事務所のオスカー・マイクです。

皆さん、空港の「エプロン」ってご存じですか?

空港の「エプロン」とは、もちろん衣服の汚れを防ぐために着用する「前掛け」のことではなく、乗客・乗員の乗り降りや給油のために航空機が駐機する「駐機場」のことです。

『信州まつもと空港』には、FDAの定期便など小型ジェット機が3機駐機できる「南エプロン」と

〔令和元年度信州まつもと空港写真コンクール 入選作品〕

セスナなどの小型機6機、ヘリコプター5機が駐機できる「北エプロン」があります。

ジェット機からは、「ジェットブラスト」というエンジン後方への激しい気流が出されており、その影響は最大100メートルにも!

滑走路やエプロンにゴミや小石等〔これを航空業界ではFOD(Foreign Object Debris)と言います〕があると、エンジンに吸い込まれたり、ジェットブラストにより飛散したりする恐れがあります。2000年7月に離陸直後のコンコルドが墜落し、乗客・乗員全員が犠牲となる大惨事は、直前に離陸した航空機から脱落したFOD(金属片)に起因するものでした。

そのため、空港管理事務所では滑走路やエプロン等にFODがないよう1日2回の定時点検(ランウェイチェック)や年8回の徒歩等による巡回点検を実施し、安全の確保に努めています。

また、点検により滑走路やエプロン等に破損や剥離等が確認された場合には、空港の運用時間外である夜間に補修工事を行っています。

『信州まつもと空港』の南エプロンは、コンクリート舗装で、7.5m四方のコンクリートパネルの周囲には、「目地」があります。目地部には、いますぐの危険性はないものの、放置すればFODとなる可能性がある小規模な破損のある箇所が確認されていました。

『信州まつもと空港』では、4月28日(火)から5月31日(日)まで、FDAによる定期便が全便運休となっており、現在は、南エプロンがほぼ使われない状態。これにより、普段は絶対に行うことのできない昼間のエプロン修繕が可能に!昼間なら点検も確実にでき、さらに直営の修繕により大幅なコスト縮減も可能!!

こんな機会は、今しかない!!!ということで、5月上旬から空港管理事務所職員直営による南エプロンの目地部の修繕を行いました。

目地部の修繕は、「成型目地」と「トーチバーナー」で実施。

まずは、点検で確認された目地部の破損箇所に、

破損箇所に合わせて切断した「成型目地」を詰めて、

トーチバーナーで溶融し、コテで形を整えます。

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