-第1セットで思いついて、2セット目ですぐ実際に使ったんですか?
そうですね。Vリーグのトップリーグですし、よく考えてみればすごい話ですが、その場その場で必要なものを作っていくスピード感、筋を通しながら取り組む実行力は大事にしています。松本山雅でも、お客さん目線で必要だと思うものは取り入れてやってきたので対応できるし、こういう姿勢はワーナックスの強みでもあると思っています。
-それでシステムを作ったと。
次の試合まで1ヶ月程あったので、松原に「得点表示のシステムを作れないか」と持ち掛けて作りました。小さな端末にプログラムを入れて、ノートPCで操作するシステムです。そんなに難しいシステムではありませんが、PCがあれば手軽に使えて持ち出しやすいので、他の場所でも、他のスポーツにもにも応用が利きます。クラブチームや学生、ジュニアの皆さんにも使ってもらえるようにしていきたいと考えています。
<モニターに映し出されたVC長野の公式戦で使用している得点のシステム。
モニターの周囲には松本山雅の昇格を伝える新聞がずらり>
―松本をベースに、縁でスポーツへとつながって行ったんですね。
社長としては、もっと多ジャンルに取り組んでみたい思いはありますね。もっと色んな業種、ジャンルの人と直接交流することも大事だと思っています。
この事務所も、松本城に近く、四柱神社の裏ですが、表通りから一歩入るので、静かですごく良い場所なんです。実は移転も考えたんですが、ここ以上に良い場所はないんですよね。どこに会社を置くか、という立地はブランディングの1つとして大事だと思っています。正直、映像の編集作業はPCがあればどこでもできますが、やっぱり仕事を取るとか自分の会社を知ってもらうには、人のいるところに存在していることが大事だと思っています。賃料はかかりますが、それを十分補えると考えています。今では、喫茶山雅も近いですしね。ベースとして松本は離れたくないですね。
―今後の事業の方向性は?
結果的にワーナックスは、スポーツという色が見えてきました。他の映像会社、IT企業と違って、コンテンツを扱わせてもらっている会社なので、やはりそれを活かしていきたいです。そして今後はスポーツ分野におけるシステム開発をしていきたいですね。チームに貢献できるような、または観ているお客さんにもっと喜んでもらえるような、スポーツとICTを組み合わせたシステムを作っていきたいですね。
松本山雅については、すでに来るべきJ1のシーズンに向けて着々と準備も進めていらっしゃるそうです。
松本山雅とVC長野のホームゲーム会場では、選手の躍動とともに、ワーナックスさんが手掛ける映像も楽しみにしてください!
ワーナックス株式会社
https://www.warnax.co.jp/
〒390-0874 長野県松本市大手4-2-12 スヰトビル4F
SWEET Bld.4F, 4-2-12, Ote, Matsumoto-shi.Nagano,
390-0874, Japan
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