松本農業農村支援センターのNです。
皆さんは、長野県を代表する農産物といえば何を思い浮かべますか?
全国トップの生産量を誇るレタスやセルリーといった高原野菜、ブドウやリンゴといった果樹、「信州そば」の原料となるソバ、鍋には欠かせないきのこ類など、いろいろな農産物が思い浮かぶかと思います。
しかしながら、生産量日本一を誇りながらも、県内ではこの松本地域にしかない特別な農産物があるのを御存じでしょうか?
そう、安曇野市を中心に作られている「わさび」です。
「わさび」は、日本原産のアブラナ科多年草で、冷涼な気候と清らかな渓流を好む「香辛野菜」です。強い香りと辛味が特徴的な野菜で、一般的な葉洋菜や根菜とは少し性格が異なり、香辛料として使われる野菜に分類されます。主にすりおろして食べる根茎(茎)が有名ですが、葉や花も食用になり、どの部位でもツーンとした風味を楽しめます。


北アルプスの麓に位置し、清涼で豊富な湧水に恵まれている安曇野市は、わさびの栽培面積・生産量・質において「日本有数のわさび産地」として確固たる地位を築いています。
北アルプスの雪解け水が地下に浸透し、長い年月をかけてろ過された安曇野の湧水は、年間を通して水温がほぼ一定(13℃前後)であり、清浄で安定した水温の水を必要とするわさびには、この湧水が生育に不可欠な条件となっています。
また、他産地の渓流式や地沢式、畳石式とは異なる「平地式」栽培法で栽培された安曇野のわさびは、わさび本来の風味と辛味が最大限に引き出され、色鮮やかで、ツーンとした辛味の中にほのかな甘みと爽やかな香りが感じられる品質の高いわさびとして、市場でも高い評価を受けています。
「安曇野」、「わさび」というキーワードで皆さん思い浮かべるのは、県民であれば誰しもが1度は行ったことがあるであろう「大王わさび農場」ではないでしょうか?
日本最大級のわさび農場である「大王わさび農場」では、南北約1kmにわたり、透明度の高い湧水で育つわさび田の景色が広がっており、4月には「新緑のわさび田と満開の桜」が、5月には「わさび田とこいのぼり」が同時に楽しめる絶景スポットとなっていますので、広さだけでなく、四季折々の景色を楽しむことができます。
また、本稿掲載時には少し遅いのですが、3月から4月にかけては「わさびの花」を見ることが出来ます。
上述のとおり、「わさびの花」は食用として直売所などで販売されていますので、気になった方は2025.4.19掲載の「安曇野の春 ~わさびの花~」を参考にしてみてください。










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