来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

冬の廃線敷きを歩く(その1)

トンネル内の天井は、モルタル落下防止、安全のためネットが張られています。

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レトロな雰囲気の電球がトンネル内を照らします。
人感センサー式のため、トンネル内に入ると自動点灯します。

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これは、トンネル中央付近の両側に設けられた退避スペース。左側が荷物を持った人が入り、右側は大人が
2名くらい立ったまま入れるぐらいの大きさです。昔の人たちは、普通にトンネル内や線路を通路として使っていた
ようです。
開業当時は、1日4往復くらいの本数ですから使用していない時間の方が長く、トンネル内を歩くことは、それ程
危険ではなかったようです。

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トンネル出口には、記念スタンプが入った木箱があります。もう1箇所は、後ほど登場する
漆久保(うるしくぼ)トンネル(全長53m)
の手前にもあります。
遊歩道を歩いた記念に押してみてはいかがでしょうか。

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これは、距離標(キロポスト)と言われるものです。篠ノ井線開業当時は、塩尻駅が起点(現在は、篠ノ井駅)
だったため、旧塩尻駅からの距離を示したものです。(現在の塩尻駅は松本寄りに移動したため、距離は
現在の方が短くなっています。)
この距離標は廃線になる以前から、この場所に残っていた貴重なものです。

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遊歩道脇には、電気機器を入れる金属製のボックスもあり、廃線敷きの面影を感じさせます。

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これも距離標の一種で100mごとに設置されています。当時のものは木製のため残念ながらほとんど現存して
いませんが、
地元の人たちがレプリカ(複製品)を設置し、廃線敷きの雰囲気を演出しています。

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