2014.01.23 [ 松本市 ]
小学校の中庭にスケートリンク?
ソチオリンピックスピードスケート出場選手である、上條有司選手を輩出した松本市今井小学校にお邪魔しました。
こちらの小学校では、昔から冬場の体育としてスケートに取り組んでいます。
リンクは日陰となる中庭に、先生、保護者の方々のPTA作業で作られました。
昔はよく見かけましたが、今では珍しい景色ですね。
リンクを作るために、塩ビパイプで周りを囲み、ビニールハウス用のシートを敷きます。
それから水を張り氷を作ります。
縁は、パイプやシートの保護や怪我防止のため、カーペットを巻き付けてあります。
(矢﨑教頭先生が詳しく説明してくれました)
今シーズンは作業が12月7日の土曜日に行われ、年明け1月14日から滑ることができるようになったそうです。
これ、何だか分かりますか?
ナイター用の照明設備です。
この時期夕方6時から7時まで保護者による当番制で、ナイターも行われています。
さらに氷の質を維持するため、ナイター終了後先生方により、掃除や水捲きが行われているそうです。(遅くまでお疲れ様です)
この日は2年生の授業を見せていただきました。
授業が始まると近所の方がボランティアで、スケート靴のヒモを結ぶお手伝いに来てくれました。
準備運動が始まりました。滑る前にはストレッチしないとね。
靴の履けた児童らが、次々とリンクに飛び出してきます。
皆さん慣れたもので、颯爽とリンクを周回します。上手だなぁ。
この中から、またオリンピック選手が出現するのかな?
こうした、先生、保護者、地元の皆さんによる地域ぐるみの環境作りが、オリンピック選手を世に送り出したのですね。これからも頑張ってください!
※撮影に際しては、小学校の許可をいただいてあります。
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