2013.10.23 [ イベント ]
長野県循環型社会推進大会が開催されました
「平成25年度長野県循環型社会推進大会」が、10月17日(木)に松本市のザ・ハーモニーホール(松本市音楽文化ホール)で開かれました。
この大会は毎年、3R推進月間の10月に開催され、循環型社会の形成を推進するために3R推進マイスターなどの講師による講演、環境保全活動などの取組事例の発表、そして顕著な実績を挙げている個人やグループを表彰する「循環型社会形成推進功労者知事表彰」の表彰式を行い、3R型ライフスタイルへの変革を促しています。
本年度は事業者、個人・団体等あわせて8名が表彰され、壇上にて賞状の授与が行われました。
(松本地域からは4名の方が表彰されました。おめでとうございます!)
続いて、具体的な取組事例の発表がされました。
取組事例の発表は、知事表彰を受賞された「松本市消費者の会波田地区」様の不用食器の再資源化という創意工夫のある取組、また、3Rの一環であるレジ袋の削減に向けた「レジ袋削減を進める県民の会」様と「長野県A・コープ」様の先進的な取組です。
波田地区の不用食器回収の取組は新聞等でも取り上げられていますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
また、レジ袋削減についても、今年5月から長野県で「レジ袋無料配布中止事業者登録制度」が開始され、長野県A・コープ様は同月から県下全域でのレジ袋無料配布の中止を開始されています。
どちらも今ホットな話題ですね。
事例発表の後は講演です。
昨年は、環境省が委嘱する廃棄物排出抑制推進員「3R推進マイスター」としてご活躍中の現役主婦、和田由貴さんにご講演いただきましたが、今年の講師は和田さんと同じ「3R推進マイスター」である落語家の桂文喬師匠でした!
「え!?師匠、3R推進マイスターだったんですか!」という筆者の内なる声はさておき、「環境・健康・人間味」をテーマに、笑わされ、驚かされ、そして考えさせられる圧巻の話術でご講演をいただき、大会は閉会を迎えました。
この大会は毎年10月に長野市と松本市において交互に開催され、3Rの事例発表や知事表彰に関わることで、3Rに向けた行動に取り組むよいきっかけとなります。
これを機に3Rに興味を持っていただき、来年は県民、事業者、団体、そして行政が一体となり、3Rを共に考え、推進するためにご参加いただければと思います!
(「循環型社会形成推進功労者知事表彰」の対象者は、毎年4月1日を基準日として、それまでの活動や実績により市町村や各種環境団体等の推薦を受けて決定されています。)
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