2018.11.13 [ イベント ]
松本地域出産・子育て安心ネットワーク協議会・公開講座を開催されました。
11月4日(日)に松本地域出産・子育て安心ネットワーク協議会・公開講座「未来へつなぐ、未来とつながる-地域で支える出産・子育て環境―」が開催されました。
公開講座では、SBC信越放送アナウンサーで一児の母でもある中澤佳子さんと、信州大学医学部保健学科長の金井誠先生を講師にお招きし、ご講演をいただきました。
→中澤佳子さん「このまま子育て~想定外も想定内!子供と共に私も育つ・・・かな?~」
中澤さんは平成20年に出産をされ、現在も育児と仕事を両立しながら、信越放送の看板アナウンサーとして活躍されております。講演会では自身の子育てに対する考え方や仕事との両立についての工夫を、実体験に基づいて語られました。
中澤さんがは子育てにおいて、次の4つを大切にしているそうです。
①受け止めて見守る
②見守り寄り添う
③関心を持って待つ
④信じて応援する
忙しい中でも毎日必ず子供と触れ合う時間をつくるために、「手を抜けるところは徹底的に抜くこと」「完璧を目指さないこと」を意識し、実践されているそうです。そのほか、大吟醸(お子さんの愛称)との子育てエピソードをお話しいただきました。
※具体的な内容は昨年3月に出版された単行本「中澤佳子のこのまま子育て―大吟醸、おいしく仕込んでます―」に書かれているようです。
→金井誠先生「皆で築こう!安心して出産・子育てできる環境」
講演会では、ネットワーク協議会の取り組みや松本地域の産科医療体制の現状について、お話をいただきました。
松本地域では、行政及び医師会の連携により「出産・子育て安心ネットワーク協議会」が発足され、分娩医療機関と検診協力機関の役割分担や共通診療ノートの作成による情報共有など、松本地域で分娩される妊婦さんや産婦人科の救急医療を要するすべての患者さんに対して安心した医療を提供できるよう、受け入れ体制の整備を推進しています。しかしながら、分娩を取り扱う医療機関は6か所と依然厳しい状況にあると説明し、体制のさらなる周知と関係機関の協力が必要だと述べました。
※松本地域の産科医療体制について詳しくはHP(http://osan-anshin.net/)をご覧ください。
講演会後には、信州大学医学部小児科医の三代澤幸秀先生と、助産師の丸山友香さんにも参加をいただき、「出産・子育て何でも相談会」を行いました。
相談会の内容・様子を知りたい方、現在も出産・子育てについての不安や悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、上記HPのお問合せ先にご連絡いただければと思います。
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