来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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生坂村で歴史的スポット再発見  赤地蔵と乳房イチョウ

生坂村にはあまり知られていないものの、お勧めの歴史的名所、観光スポットがいっぱい。   今回は、2か所を紹介します。

国道19号線安曇野市明科から生坂村に入り、最初の集落「下生野」の信号を左折、犀川を渡り10分ほど山道を登っていくと、村全体を一望できる日岐地区に到着、ケヤキの大木に守られた「赤地蔵」を発見。

まずは、ここから眼下に広がるパノラマが絶品。
すぐ近くには、スカイスポーツ公園もあって、パラグライダーで空中散歩が楽しめます。


遠くに見える京ヶ倉・大城の登山、縦走コースが人気だそうです

地元の方の説明によると、
赤地蔵は、全国に3体しかないとのこと。
川中島の戦いで亡くなった武士の供養に建てられたもの。
何でも願いをかなえてくれるお地蔵様。
日照りで困った時は犀川まで下ろして雨ごいをしたとのこと。
願いが成就した人が、ベンガラ(赤色)で塗ったものとか。


もう1か所。
下生野交差点から車で5分、
「小立野」地区にあるのが、県の天然記念物「乳房イチョウ」
観音堂の敷地内に、高さ30m
樹齢800年の大イチョウが出現。

イチョウの姿が、お母さんの豊かな乳房を連想させること、
イチョウの大樹からたくさんの乳房(柱瘤)が垂れ下がり、いつも間にか「乳房(ちぶさ)イチョウ」と呼ばれるようになったとか。
葉が生い茂って見えませんが大小25の乳房があるそうです。

3本の柱瘤の垂れ下がりが見えます。

母乳が出なかったり、量が少ないお母さんが観音様にお願いに来て、イチョウの下枝を持ち帰り煎じて飲めば母乳がよく出るようになったとか。今も、お願いに来るお母さんがいらっしゃるようです。

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