松本地域の公共施設及び公共土木工事等において、より実践的・実務的に木造化・木質化の実現を図り、積極的に地域材の利用を促進することを目的として、12月17日に松本地域木材利用促進連絡会議を開催しました。
会議の中で木材の基本知識を学ぶため、林業総合センター吉田木材部長から「木材の特性について」講演がありました。
講演の中で「表面に割れが入っている木材は、本当に強度があるのか?」という疑問に吉田木材部長が答えてくれました。
木材は、個々のバラツキがあるため、断定は出来ませんが、割れが入っていている木材が必ず強度が低いとは限らないようです。
むしろ、試験結果のグラフでは、強度が高い場合も見られました。
よって、木材の表面に割れがあっても強度に問題は、なさそうです。(接合部に注意は必要です)
この他、松本管内における木材利用量の実績及び計画量について、関係機関と意見交換をしました。
今後とも「公共建築物・公共土木工事等における県産材利用方針」に基づき積極的に地域の木材を使用することで合意形成が図られました。
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