立春から数えて88日目に当たる5月1日、山形村の清水寺で五穀豊穣や地域の発展を祈り八十八夜例祭が営まれました。
併せて本尊千手観音菩薩像の御開帳がありました。
お祭りには以前から交流のある京都清水寺の森清範貫主をお迎えして、厳かに執り行われました。
森貫主は5年ぶりの来村となりました。
山形村の清水寺は標高1,200m、松本平を一望する清水高原にあります。
真言密教の祈願寺で檀家を持たないため、現在は清水寺保存会がお寺の保存や管理を担っています。(右の写真は4/29撮影)
本尊は清水様式と呼ばれる千手観音菩薩像で、京都清水寺の千手観音菩薩像と同じ様式です。
寺名も「きよみずでら」で京都清水寺とのご縁を感じます。
参道に並ぶ百体観音は優しく微笑み、参拝者の心を癒してくれます。(右の写真は4/29撮影)
仁王門には大変珍しい石造りの阿吽二体の仁王像が安置されています。
作られた年代は分かっていませんが、なんとも不思議な雰囲気を醸しています。
近くには、日帰り入浴もできる宿泊施設「スカイランドきよみず」もあります。
これから新緑の季節。美しいカラマツの芽吹きも始まりました。
静寂に包まれて荘厳な雰囲気が漂い見所もいっぱい。山寺「清水寺」を訪れてみませんか。
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