農地整備課のSです。
平成25年10月25日金曜日、
県営かんがい排水事業朝日地区太陽光発電設備工事の
安全祈願祭と起工式が、それぞれ丸山電業株式会社(施工業者)と
長野県中信平右岸土地改良区(施設の予定管理者)の主催で、
現場に隣接する西洗馬野菜集荷場で執り行われました。
この事業は、県のモデル事業として実施することとなり、
県内初の土地改良施設を利用した太陽光発電施設の建設として
注目されています。
工事は、朝日村にある西洗馬調整池の上に640枚の太陽光パネルを設置
するものです。
太陽光発電所は最大発電出力約153kW、年間発電量約18万kWhです。
台風27号が迫る中で風雨が心配されましたが、
一時は雲の切れ目から日差しが降り注ぐ光景もあり、
台風を押しのけての太陽光発電らしい船出になりました。
鍬入れの儀を行う白鳥所長
この事業により関係農家の皆さんや、かんがい施設を管理している土地改良区
では、売電収益によりポンプ施設の電気代を削減できるとともに、
パネル設置による遮光効果が水槽内の水草発生(スプリンクラーの目詰まり
の原因)を抑制すること、大量の砂塵が舞い込むことの防止など、
維持管理の負担が大幅に軽減されることにも大きな期待を寄せています。
水を抜いた貯水槽(緑色の絨毯!?水草・アオミドロが底にびっしり!)
来年6月には無事に工事が終了し、滞りなく施設が稼働する
ことを切に願うところであります。
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