来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

国道19号 桜沢トンネル 貫通す

名古屋市から長野市までつながる国道19号は長野県を縦に貫く交通の大動脈ですが、旧中山道の木曽路は両方から山が迫る難所となっており、とりわけ塩尻市贄川桜沢・片平地区では過去に雪崩や土砂流失が発生しており、大きな懸案箇所となっていました。また、19号は大型車の通行も多く、当地区では騒音・震動で沿道の環境に大きな影響を与えていました。

道路を管轄する国土交通省中部地方整備局では、これらの課題を解決するため桜沢改良事業を実施し、平成29年3月から桜沢トンネルの工事を進めてきました。トンネルの掘削そのものは29年10月から始まり、重金属土の検出などの問題も発生しましたが、25ヶ月をかけ、この12月に無事貫通の運びとなりました。

その貫通を祝い、先般12月15日(日)に桜沢トンネルの木曽側出口付近において貫通式が営まれました。国会議員や地元自治体首長などの来賓による発破(形式的なものです)のあと、貫通点通り初めの儀、鏡割り、万歳三唱などが行われました。

発破のあと、木曽側の出口が開き、冬の冷たい風が吹き込んできました。来賓として出席したMT地域振興局のO局長はじめ来賓各位はぶるぶると震えてしまいましたが、新たな国道の招来を告げる風でもありました。

トンネル内部の工事がまだ残っており、実際に通行が可能となるのはまだしばらく先になりますが、延長1.5Kmのトンネルが完成すれば、災害危険個所を回避できるとともに、地域の方々の安全で快適な暮らしが確保できることになります。(桜沢改良事業の工事区間は2.1Kmです。)

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