信州おもしろスポット～その2～

ご覧ください、この木の姿。ずいぶん奇妙な枝振りですよね。
この木は、「しだれ（枝垂れ）栗」といって、枝が笠状に垂れた珍しい形をしているんですよ。

長野県の中央部にある、ホタルの名所として有名な辰野町。
この町の北部「小野地区」には、国の天然記念物になっている「シダレグリ自生地」があるんです。「シダレグリ自生地」は、全国に3箇所しかないと言われていて、とても珍しいんですが、中でも小野の自生地は1000本以上が群生していて、日本一の規模と言われているんですよ。

なぜ、栗の木はこんな形になったのでしょうか？
科学的には、普通の栗の木が突然変異によって変化したものと言われていますが、その昔、天狗が腰をおろしたため枝が垂れ下がったとか、弘法大師が栗をとりやすくするために枝を垂らしたとかいう伝説もあるんですよ。
しだれ栗の群生が織りなす奇観を目にすれば、何か不思議な力が働いたのかも…、と考えた昔の人の気持ちが伝わってきます。

「小野のシダレグリ自生地」の周辺は、「しだれ栗森林公園」となっていて、豊かな自然の中でバーベキューやキャンプも楽しめます。
また、公園のすぐそばには、この水で顔を洗うと色白の美人になれる（！？）と言われてきた「色白水（いろしろみず）」という沢水もあるんですよ♪

自然の不思議さを味わいに、辰野町へぜひお越しください。

詳しくはこちら
しだれ栗森林公園（パソコン用）
辰野町の観光についてはこちら（パソコン用・携帯用）

今回は、辰野町からプレゼントがあります♪
小野地区にある矢彦神社・小野神社では、来年5月に御柱祭が行われます。
プレゼント情報の詳細はコチラ≫（パソコン・携帯兼用）

【お問合せ先】
辰野町観光協会
TEL：0266-41-1111
E-mail：kankou@town.tatsuno.nagano.jp