約1150名入る大ホールは満員！
上映前には、くろよん50周年記念事業実行委員会の松田様のご挨拶と当時、この映画の撮影カメラマンだった金宇満司氏の基調講演が行われました。
石原裕次郎さんとの思い出話や撮影秘話をお聞きし、いよいよ本編の上映！

現代のようにCGなどの技術がない時代･･･危険なシーンもすべて再現して撮影されているので、一幕一幕がとても迫力あります･･･！

中でもやはり破砕帯のシーンがすごかった！
トンネル上部がミシミシ･･･ときしむ音、地鳴りがゴーっと響く音は臨場感たっぷり。
そして水が岩盤を突き破り、資材等をも飲み込んで迫る様子は、津波が襲ってくるかのよう。
まるでその場に自分がいるかのような感覚になりました。
講演で金宇氏が話された「本物の映画」の意味、作品にかけた思いが伝わってきました。

会場を出ると、山々にちょうど夕日が落ちるところ。映画の終幕とリンクして、なんだか“じーん”ときてしまいました。

ご案内くださった大町市観光協会の丸山様、佐藤様、本当にありがとうございました！
観光協会は、信濃大町駅前にあります。オススメ観光スポットを教えていただけますよ☆

　

★現在、映画「黒部の太陽」は、“裕次郎の夢～全国縦断チャリティ上映会”と銘打って、全国各地で上映が行われています。
この上映会では、今まで上映されることのなかった「黒部の太陽」ノーカット完全版が鑑賞できます。
長野県内でも各地域において、随時、上映が行われる予定です。
また、この上映会では、鑑賞券販売収益の一部を東日本大震災の被災者の方々への義援金として寄付することとしています。
お近くで上映の際は、ぜひ足を運んでご覧ください。

■全国縦断チャリティ上映会の上映スケジュール（随時更新）はこちらから
http://www.ch-ginga.jp/special/yujiro.html

★編集後記★
大町市には、黒部ダム以外にもたくさんの見所があり、若い方でも十分楽しめるスポット☆
黒部ダムは、8月でも平均気温18度と、避暑地として知られる場所より気温が低いんだとか。
放水期間は風が吹き上がると、えん堤まで水しぶきが立ち上り、天然シャワーでマイナスイオンもたっぷり♪
そして来年、黒部ダムと黒部川第四発電所が完成してから50周年を迎える黒部ダムでは「くろよん50周年記念」として、9月に映画「黒部の太陽」上映会ツアー、その他たくさんのBIGな企画が予定されているそうです。