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Shinshuスクリーンショット「花のあと」(2)

<日本の電信発祥の地は、松代にあった!旧松代藩鐘楼>

インターネットが発達し、誰もが遠くの地にいる相手と通話や対話ができる現代。
日本の電信(符号の送受信による電気通信)の歴史は、この松代の地からスタートしました。

西洋学、蘭学を学んでいた佐久間象山は、ペリーがアメリカからモールス電信機を伝える前に、オランダのショメール百科事典を参考に電信機を作り、嘉永二年(1849)日本初の電信実験に成功!
松代藩時代から使用されていた鐘楼と自宅との間、約70mに電線を張り、自身の名前「サクマシュリ」という文字を送ったとされています。

外国の言葉や学問を学び、実際に電信機を作り上げ、さらに実験も成功させるなんてすごい!佐久間象山が、偉人達から尊敬されていたこともうなずけます。


鐘楼の鐘は、太平洋戦争時に供出されたため、一時期失われていましたが、平成3年に復元されました。
現在は、鐘楼周辺を広場として利用できるよう整備工事中のため、敷地内には入ることができません。平成26年度の一般公開(予定)が楽しみですね^^

<ちょっと番外編~世界最古?日本のピラミッド!?皆神山>

松代には、一部のSFファン?注目のスポットがあります。
なんと、世界最大最古(かもしれない)で日本のピラミッド(という噂の)、皆神山 (みなかみやま)!
この皆神山は、お椀をかぶせたような、山頂が平らな台形の形をしていて、人工に造られたかのような形をしているため、これはピラミッドだ!という伝説が・・・。
皆神山駐車場に皆神山ピラミッド説を解説した大きな看板がありますので、興味のある方は確かめてみるのも面白いかもしれません(笑)
標高の高い高山、水のきれいな場所にしか住まないというクロサンショウウオの産卵池として、長野市の天然記念物に指定されている池もあるのですが、実は底無し沼だという噂も。信じるか信じないかはあなた次第?真相はいかに・・・?


皆神山は遠目でみると、山というより丘っぽい・・・?(左上)
皆神山ピラミッド説は本当なのでしょうか笑(右)
頂上には皆神神社があり、映画撮影などで使用されています。 (左下)
松代大本営・舞鶴山地下壕とは別に象山地下壕も建設されていました。
壕内は見学可能です。(右下)

また、 皆神山近くには太平洋戦争時に本土決戦に備え、日本の中枢機関の移転のために建設された、松代大本営・舞鶴山地下壕があります。
1944年に工事が開始されましたが、翌年終戦を迎えたため、工事は中断…。
その後、地下壕の跡地利用として、1947年に「中央気象台松代分室」が設置されました。
海岸からの距離が遠いため波の影響を受けないことや、生活の中での揺れの影響が少ないことなど、高感度地震計を設置するのに適している、ということで各種地震計が設置されています。
今では、日本最大級の精密地震観測室として、全世界の地震の震源や規模を高精度で観測し、日本や世界の地震観測に力を発揮しています。

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