2011.03.17 [■四季彩だより~信濃の国から~]
Vol128■読まなきゃチョーソン市町村(千曲市)
長野県の北部に位置する千曲市の「森・倉科地区」。日本一の「あんずの里」として知られています。
今年もあんずの開花の時期に合わせて、4月2日(土)~4月16日(土)、「あんずまつり」が開催されます!
薄紅色のあんずの花 (写真 千曲市観光協会)
この地のあんずの歴史は古く、今から300年以上前の江戸時代、伊予宇和島藩主伊達宗利(だてむねとし)侯の息女・豊姫(とよひめ)が信州の松代藩主真田幸道(さなだゆきみち)侯のもとへ嫁いできた折に、故郷をしのんであんずの木を植えたのが始まりと言われています。
毎年春になると山里一面が薄紅色に染まり、その様子は「一目十万本」と賞されているんですよ。
「あんずの里」についてはこちら
千曲市役所(パソコン用)
千曲市観光協会(パソコン用)
「あんずの里」へ着いたら、まず「あんずの里観光会館」へ立ち寄ってみましょう。観光案内所になっていて、開花の状況や見どころなど、現地の最新情報を入手できますよ。ここで散策に便利なマップをもらって、お花見ハイキングに出発!
家々があんずの花に埋もれているように見える(写真 千曲市観光協会)
山手にある「上平(うわだいら)展望台」はぜひ訪れたいポイント。「あんずの里」が一望でき、見渡す限りのあんずの花に「一目十万本」を実感できることでしょう。
展望台からそう遠くない場所にある「あんずの里スケッチパーク」も見どころの一つ。旧家を修復整備し、貴重なあんずの古木などを移植して、昔ながらの山里の風景を再現しています。
美しいあんずの花を楽しんで、近くの「戸倉上山田温泉」でお泊まり♪なんていうのもいいですよ。
☆戸倉上山田温泉についてはこちら
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週刊信州Vol.101 読まなきゃチョーソン市町村(パソコン・携帯兼用)
あんずの花と北信五岳(写真 千曲市観光協会)
おみやげに何を買って帰ろうかな?と迷ったら、地元が自信を持ってオススメする「信州千曲ブランド」認定品をぜひどうぞ。地元のあんずを使ったシロップ漬けやジャムはもちろん、そば、漬物、川魚の甘露煮など、“ご当地名産品”が揃っていますよ。
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