長野県の北東部に位置する中野市において、「2012　なかのバラまつり」が6月1日（金）から24日（日）まで、市内にある一本木（いっぽんぎ）公園で開催されます。

中野市は、長野県の北東部に位置する北信州の中心都市で、かつて北信濃地域の豪族であった高梨氏が京都の特徴を取り入れて築いた京風の街並みが残り、碁盤の目のように整然と造られた街の中に、古い社寺や文化遺産が数多く点在しています。農業が盛んで、リンゴ、ブドウ、えのき茸、芍薬（しゃくやく）などは、全国有数の生産量を誇っています。

毎年3月31日、4月1日の2日間開催される「中野ひな市」に合わせて行われる中野土人形の展示販売には、全国から多くの愛好家が集まります。

バラまつりが開催される一本木公園のバラは、昭和59（1984）年に251種251株の苗が公園に寄贈されて以来、市民の手で大切に育てられ、平成6（1994）年には「一本木バラの会」が設立されました。一本木公園を訪れる人々にバラの美しさ、香りを楽しんでいただき、“バラによるまちづくり”を目指して活動を行っています。バラの種類も年々増えて、現在では850種2500株のバラが公園を埋め尽くします。

バラまつり期間中は、さまざまなイベントが開催されます。

主なイベント【公園内】
♪バラのスペシャリストによる講演会
　　河合 伸志氏（バラ育種家）(6/9)
　　小山内 健氏（バラソムリエ）(6/16)
♪高木こずえトークショー (6/9)
♪ブルガリア民族音楽・フォークダンス (6/24)

主なイベント【一本木公園展示館内】
♪バラの香水作り体験 (6/16・17)
♪バラのデコパージュ体験 (6/16・17)
（バラ柄の石鹸作り）

この他にも、バラの講習会、バラ苗木やグッズ、地元特産品等の販売が行われます。