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Vol.16特集■八ヶ岳山ろく 太古のロマン

太古のロマンに思いを馳せる
八ヶ岳山ろく、縄文へタイムスリップ!

これ、ご存じですか?

これぞ、信州から出土した国宝「縄文のビーナス」。国宝は国宝でも、国内最古の国宝と言われています。
「壊れていて当たり前」とさえいわれる土偶が、ほぼ完全な形で出土した本当に貴重な考古品!

この「縄文のビーナス」の他にも、八ヶ岳の山ろくは縄文遺跡の宝庫。
そんなわけで、今回の特集は、諏訪地域の八ヶ岳山ろく、太古のロマンに触れる縄文の旅にタイムスリップです!


■信州には昔から美人が多かった!?「棚畑(たなばたけ)遺跡」
艶やかな表面と、美しいフォルムの「縄文のビーナス」。腹部と臀部が大きく張り出していることから、妊婦を象ったものだといわれています。
この土偶が出土したのが、長野県茅野市の「棚畑遺跡」。ビーナスは約5000〜4000年も前の物なんだとか!

棚畑遺跡は、工業団地の造成に伴い昭和61年に発掘されました。
この遺跡からは、縄文時代の前期から、なんと江戸時代までの生活の跡が見つかっています。特に今から約5000年から4000年前(縄文時代中期)については、この土偶をはじめ、膨大な量の優れた資料が出土。
発見された住居跡は150以上!さらに完全に復元された縄文土器は600点にもなるんですよ。

■先生の情熱が!「尖石(とがりいし)遺跡」
縄文のビーナスが発見された「棚畑遺跡」の近くにあるのが「尖石遺跡」。
この名前、聞いたことありませんか?
そうです、歴史の授業でも出てくる、超メジャーな遺跡です。

80以上の竪穴式住居跡、数多くの土器・石器などが出土しており、国の特別史跡にも指定されているほど学術的価値の高い遺跡。縄文中期〜後期(約5000〜3000年前)にかけての遺跡が多く発見されています。尖石の名前は、遺跡のある台地の南斜面にある、三角錐状の巨石に由来しているんですよ。


尖石史跡公園に復元された竪穴式住居

発掘したのは、茅野市出身の考古学者・宮坂英弌(ふさかず)さん。もともとは小学校の先生でした。42歳で考古学に目覚めた学者で、発掘は学校勤務の余暇を費やして行ったのだとか。
歴史上重要な発見の陰には、やはり古代ロマンへの情熱があったんですね。

また近くの「中ノ原遺跡」からは「仮面の女神」の愛称で知られる仮面土偶も出土しています。「縄文のビーナス」も「仮面の女神」も尖石縄文考古館に展示されており、さらにここでは縄文時代の物作りを体験する「縄文教室」も開催。あなたも、土器や土偶を手作りし、縄文の人びとの気分を味わってみませんか?

写真は「仮面の女神」。古代の出土品は、なぜか近代アートのように見えてきませんか?

■縄文時代から農業!?「井戸尻遺跡」
富士見町にある「井戸尻遺跡」は、近隣の遺跡と合わせて「井戸尻遺跡群」と呼ばれており、特に縄文中期(約5000〜4000年前)の遺跡が多く発見されています。

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