2009.03.05 [長野エリア]
Vol.32特集■蔵のまち、須坂で楽しむ「ひな祭り」
田中田鶴の雛壇は、現在では珍しい狆引(いぬびき)官女や、高砂・勧進帳などの飾人形がならびます
江戸の名工・原舟月(はら・しゅうげつ)による「若殿様子供行列」や、所蔵中、最も古い「享保雛(きょうほびな)」などの名品は、どれも大変保存状態がよく、眉や唇の色も鮮やか。
280年間受け継がれてきた、「ものを大切にする心」が感じられます。
■まち巡り!ひな祭で華やぐ須坂
その他にも、蔵のギャラリー「綿幸サロン」や、笠鉾と祭屋台を展示する「笠鉾会館ドリームホール」、蔵造がひときわ目を引く「須坂市ふれあいの館しらふじ」など、須坂の街を歩けば、たくさんの「ひな祭り」を楽しめます。
左から、「綿幸サロン」、「笠鉾会館ドリームホール」、「須坂市ふれあいの館しらふじ」
期間中の主なイベントを紹介しましょう。
最も盛り上がるのが、3月15日に芝宮神社で行われる「十二単の結婚式」。
お人形さんではなく、ほんとの人間の結婚式!
宮廷装束で「お内裏様とお雛様」に変身。
大勢の方々に見守られながら行われる結婚式…とっても幸せそう♪
(今年は、全国から60組をこえる応募がありました。)
この日は、JR主催のウォーキングイベント「蔵の町とひな祭りウォーク」も行われます。もちろん、芝宮神社もコースに入っています!
須坂の町の雛祭りイベント情報はこちら≫
JR東日本 駅からハイキング「信州北回廊・須坂 蔵の町とひな祭りウォーク」はこちら≫
小布施から、須坂・山ノ内・松代・中野と、北信州のひなを楽しむ「ぶらり北信濃ひな巡り」も開催中。
それぞれの町の街並みと文化、そして特徴あるひな祭りを巡ってみるのもおすすめです。
ぶらり北信濃ひな巡りはこちら≫
■みそ料理でも町おこし
須坂の食といえば、なんといっても「みそ」。
今も市内に数か所のみそ醸造蔵があり、みそ料理での町おこしも行っているんです。市内の飲食店では、各店オリジナルのみそ料理が楽しめます。
3月8日には、新名物「みそすき丼」などが楽しめるイベントも企画されてますよ。
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