楽園信州

信州の旬情報をお届け!

Vol.42 特集■信州の棚田風景

■ユニークな案山子に合いに行こう 飯田市千代 よこね田んぼ
飯田市街地の南東部、のどかな丘陵に広がるのが、よこね田んぼ。
ここが、かつて「よこね」と呼ばれていたため、この名が付いたという説が有力ですが、田んぼの形が横に長く曲がりくねっていたことから「横畝(よこうね)田んぼ」とも呼ばれたり、漢字の「横根」が使われたりしたとか。

実はこの棚田、農家の高齢化などにより、一時期は約4割が休耕田となっていましたが、平成9年に「棚田をこの地の財産として後世に受け継いでいこう」と地域の皆さんによる保全活動が開始されました。

有志の「よこね田んぼ守り隊」や地元の児童たちが、活動の中心となり、県外の修学旅行生も農村体験としてこの田んぼを訪れます。都会で田んぼに触れることなく育った子供達にとっては、田んぼは未知の領域ですから、みんな張り切って作業を楽しんでいますよ。

そしてここの風物詩ともいえるのが、秋の田んぼに現れる「カカシ」たち。
地元の児童らの手で作られた、ユニークな数多くのカカシが、黄金色の田んぼに花を添えます。そんな美しく、のどかで微笑ましい風景を見られるのは、ここならではですね。

よこね田んぼについてはコチラ≫

信州ではこの3つを含め、「日本の棚田百選」に全国で最も多い16の棚田が認定されています。
初夏の緑まぶしい信州、美しい里山の棚田のある風景を巡ってみてはどうですか。

長野県内の「日本の棚田百選」についてはコチラ≫
日本の棚田百選についてはコチラ≫

※メールマガジンを読んだ感想を長野県企画課までお寄せください!
メールはコチラ≫

1 2

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

長野県観光部信州ブランド推進室
TEL:026-235-7247
FAX:026-235-7257