楽園信州

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Vol.55■小海線で行く高原の旅

信州は、お盆を過ぎてから、少しずつ秋風を感じられるようになってきました。
でも、「もう夏が終わっちゃうのかぁ」と、しんみりした気分に浸っている暇はありません。過ぎ去る夏を最後まで楽しまなきゃ!
今回、紹介するのは小海線。小諸〜小渕沢(山梨県)までの31駅を結ぶ高原列車で、JR鉄道最高地点を通るローカル線として有名ですよね。


何の変哲もなく見える車両。実は世界で唯一の…


さて、この列車、普通の電車の写真とちょっとちがいますね。
列車の上部に送電線が見えません。みなさん、気付きましたか?
実は、小海線の列車は電気ではなく、ディーゼルエンジンで動いているんですよ。

そして、写真の車両は、なんと、営業車としては世界で初めて2007年に導入されたハイブリッド鉄道車両(キハE200形ハイブリッド車両)!愛称は「こうみ」。ディーゼルエンジンで発電した電気と、蓄電池に充電した電気を効率的に利用して走行する車両なんです。
環境にも財布にも優しいハイブリッド自動車が人気ですが、鉄道だって負けてませんね。

ハイブリッド車両「こうみ」についてはコチラ≫(パソコン用)
※「こうみ」の運転日や時間についてご確認ください。

では、今回はそんな小海線でめぐる旅をご紹介しましょう。

小海線は、車窓からの景色もこれまた素敵。
ガタンゴトンと心地よい揺れに身を任せていれば、水田や高原野菜の畑、千曲川の渓谷や雄大な八ヶ岳がすぐ近くに迫る高原列車ならではの風景が目に飛び込んできます。

景色もいいですが、せっかくですからぶらり途中下車しながら、この沿線ならではの楽しみを味わいましょう!

まず、出発は懐古園のある小諸駅から。
小諸も信州を代表する蕎麦処のひとつ。蕎麦じゃおなかいっぱいにならならいよ、という方でも、ここら辺は盛りのいいお蕎麦屋さんが多いので、きっと満足してもらえると思いますよ。


佐久平物語 コスモス浪漫はしなの鉄道小諸駅で販売。値段は1,000円。

地元ならではの味を楽しみたいのなら、信州特産の食材を使った駅弁「佐久平物語 コスモス浪漫」もオススメ。
佐久鯉の甘酢あんかけ、信州味噌のなす田楽、信州牛のしぐれ煮など、佐久地方の名産品を中心とした信州の食材がたっぷり味わえるお弁当なんです。

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