2009.10.08 [コラム]
Vol.59■紅葉の季節がやってきた!
先日、北信五岳のひとつである戸隠山登山に挑戦しました。なまった身体には結構いい運動。ふぅふぅと息があがり顔を上げれば、鮮やかなモミジが目に飛び込んできました。そう、10月に入れば、山々の紅葉はもう見頃。今年は例年より少し早いみたいですよ。
今回は、彩り鮮やかな紅葉の名所をご案内しましょう。
一の瀬園地からのぞむ乗鞍岳
■雄大な原生林のトレッキングで紅葉を楽しむ【志賀高原】
冬はスキー、夏は避暑で賑わう志賀高原ですが、秋だってなかなかのもの。
紅葉を美しく演出する池や湿原が数多く点在し、それらをつなぐようにトレッキングルートも整備されています。歩くほどに、シラカバ、ナナカマドなど…さまざまな木々の紅葉に出会えることでしょう。ブナの原生林の紅葉も見事です。
国道292号を走り志賀高原に入って最初に見えるのが一沼
撮影スポットして有名な一沼(いちぬま)の周囲で一際目を惹くのは真っ赤なヤマウルシ。池の水面には山容や鮮やかな紅葉が映り込み、これまた趣き深いものです。
志賀高原で2番目に大きな池 琵琶池(琵琶の形をしていることから名付けられた)には、遊歩道も設けられ、車椅子の方でもめぐることができますよ。45分ほどで一周できることもあって、人気の場所になっています。
雑魚川のせせらぎが優しく響く。道は木島平村のカヤノ平へと至る
志賀高原では、気軽に歩ける散策コースから本格的登山コースまで、レベルに応じて自然が楽しめます。
今回おすすめしたいのは、木島平村に向かって奥志賀公園線を歩くコース。
自然豊かなこの道沿いには雑魚川の清流が流れ、川底にグリーンタフと呼ばれる緑がかった火山岩が見られ、紅葉の赤や黄色と相まったとりわけ美しい光景が見られると思いますよ。
志賀高原の紅葉についてはコチラ≫(パソコン用)
志賀高原のトレッキングコースはコチラ≫(パソコン用)
■冠雪した北アルプスと紅葉のコントラストが美しい【乗鞍高原】
日本百名山に数えられる乗鞍岳。
その中腹に広がる乗鞍高原は、標高1500〜2000mの亜高山帯〜山地帯に広がり、ダケカンバやウラジロナナカマドなど、多彩な樹木の紅葉が楽しめるスポット。
標高差や土地の条件で見頃が少しずつずれているため、山頂から裾野までがゆっくりと秋色に染まっていくので、比較的長い間楽しめるのもオススメしたい理由です。
※乗鞍岳山頂方面は、マイカー規制が実施されていますので、シャトルバスやタクシーにお乗り換えください。
マイカー規制についてはコチラ≫(パソコン用)
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