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Vol124■冬の自然がつくる芸術、氷柱・氷瀑に出会う


王滝村の清滝の氷柱は勇壮なだけでなく、
氷の青い色がとても美しい。

立春を過ぎ、天気の良い日には春の暖かさも感じられるようになってきましたが、まだまだ朝晩の冷え込みが厳しい信州。でも信州には、寒いこの時期だからこそ出会える風景が数多くあります。
今回は、その代表ともいえる「氷柱」・「氷瀑」が楽しめるスポットをご紹介しましょう。

長野県の西部、木曽郡王滝村の“霊峰”御嶽(おんたけ)山麓の標高約1200mにある清滝(きよたき)は、古くから御嶽信仰の“滝行”が行われる場所として有名で、今でも夏には修行のため滝に打たれる信者が訪れています。


毎年1月下旬頃になると、この高さ約30mの滝は凍りつき、大きな氷柱へと姿を変えます。その大きさに圧倒されるだけでなく、太陽の光を受けてコバルトブルーに輝く姿はそれは美しいんですよ。
すぐ近くにある新滝(しんたき)も同じ頃氷柱になります。こちらは滝の裏側へまわって見ることもできるので、清滝を訪れたらぜひ一緒に立ち寄ってみてくださいね。

☆清滝・新滝についてはこちらもどうぞ。 長野県魅力発信ブログ「是より木曽路」(パソコン・携帯兼用)

王滝村の観光についてはこちら≫(パソコン用)

王滝村からそう遠くない木曽町の白川氷柱群は、木曽御嶽の麓を流れる白川沿いの切り立った崖の上から流れ落ちる水が、厳しい寒さに氷結して出来るもの。なんと最大で幅250m、高さが50mにもなる、スケールの大きな氷柱群なんですよ。
夜間はライトアップされ、昼間とは一味違った美しさを楽しむことができます。
※夜間ライトアップは、2月20日(日)までの予定です。


氷で織り上げたカーテンのように見える白川氷柱群

木曽町の観光についてはこちら≫(パソコン用)

長野県の東部にある北相木(きたあいき)村の三滝山(さんたきさん)。「大禅僧都(だいぜんそうず)」により開山された信仰の山で、約150体の石仏が建てられている神聖な空間です。
この山には、大禅、小禅(こぜん)、浅間(せんげ)という3つの滝、通称「三滝」があり、今これらの氷柱が見頃になっています。
3つの滝の中で一番見応えがあるのが、高さ30mから豪快に流れ落ちる大禅の滝。ウロコの様に氷が重なる自然の造形美を堪能できます。


滝の落下口から滝壺まで滝全体が大氷柱となり、今が見頃の大禅の滝

2月20日(日)には、「三滝山氷まつり」が開催されます。つきたてのお餅の振る舞いや大ビンゴ大会など楽しいイベントが用意されているので、お祭りにあわせて氷柱を見に行くのもいいですね。

北相木村についてはこちら≫(パソコン用)

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