2011.02.24 [北信州エリア]
Vol125■ローカル線で湯田中渋温泉郷へ
北信州を代表する温泉地のひとつ「湯田中渋温泉郷」へ、ゆったりのんびりとローカル線「長野電鉄長野線」に乗って出かけてみませんか?
長野駅を始点とするこの路線の沿線には、観光名所が盛りだくさん。“蔵のまち”として知られる「須坂」や、栗菓子で有名な「小布施(おぶせ)」などでは、駅を拠点に街歩きが楽しめるので、ぶらり途中下車をしてみてもいいですよ。
車窓からは、北信州のほぼ真ん中に位置する独立峰の高社山(こうしゃさん)の美しい眺めも楽しめます。
高社山は、その美しい山容から「高井富士」とも呼ばれる。
長野線では、かつて小田急線のロマンスカーとして使用されていた車両が特急「ゆけむり」として運行しているんですが、今週末の26日(土)からは、JRの成田エクスプレスで使用されていた車両も新型特急車両として導入されます!
その名も「スノーモンキー」!!
東京で活躍した車両が復活する路線として、長野線は鉄道ファンに人気があるんですって。
「スノーモンキー」は約1400通の応募の中から選ばれた愛称。
車両の前面の赤と側面の白のコントラストが猿のイメージ。
新型車両「スノーモンキー」について詳しくはこちら≫(パソコン用)
長野線の終点・湯田中駅は、湯田中渋温泉郷の玄関口。
駅の改札を出ると、すぐ線路反対側には日帰り温泉の「楓の湯」があります。でも、お風呂の前にちょっと街歩きをしてみてはどうでしょう。
湯田中渋温泉郷は、長野県の北部の信濃町出身の俳人、小林一茶のゆかりの地としても有名。一茶が、“「湯」が「田」の「中」からこんこんと湧き出ずる”と記したところから、この地が「湯田中」と呼ばれるようになったとも言われているんですよ。
湯田中の温泉街の中心部にある「一茶・井泉水記念俳句資料館 湯薫亭(とうくんてい)」では、一茶にまつわる数多くの貴重な資料を見ることができます。
温泉街のはずれの山手には、疫病よけの神として地域の人々に大切にされている弥勒菩薩の大きな石仏や、全長25メートルの平和観音などもあるので、ちょっと足をのばして散策を楽しんでみてください。
平和観音は青銅製ブロンズ仕上げでは世界一の大きさといわれる
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