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Vol149■歴史と自然を感じて~木曽路さんぽ旅【1】

宿場町をぶらり~江戸の町にタイムスリップ


木曽福島駅前にて。いざ、出発!

こんにちは!
「さっち」こと水谷悟子(みずたにさとこ)です。

今日から9月。“さっちの旅する信州”は、新シリーズ、木曽路を巡る旅がスタートです!
かつて江戸と京都を結んだ中山道。その一部である木曽路には、“中山道六十九次”のうち、「贄川(にえかわ)宿」から「馬籠(まごめ)宿」まで、11もの宿場がありました。
見どころの多い木曽路を一度で巡るのはとても無理!というわけで、今回旅したのは、そのほぼ中央にある「福島宿」から北のエリア。
江戸時代の面影を色濃く残す宿場町を歩いてきましたよ!


最初に訪れたのは「福島宿」。“天下の四大関所”のひとつ「福島関所」が置かれ、“木曽十一宿”の中で最も大きな宿場でした。

福島宿の主な見どころをご紹介しましょう。

■上の段
JR木曽福島駅から少し北へ行ったところにある「上の段」地区。
ここは、なまこ壁の土蔵や千本格子のある家など、昔ながらの町並みが残る、観光客に人気のスポット。古い町並みを後世に残していこうという取り組みが行われており、古民家や土蔵を改修・活用した、おしゃれなレストランや甘味処などもあるんですよ。


「上の段」を散策。しっとり降る雨も似合います。

「高札場」を発見!江戸時代の人々は、ここで幕府や藩からの“お触れ”を知ったんですね。高札を見上げる人々の姿が目に浮かぶようでした。


高札場

■福島関所跡


福島関所跡

木曽川を見下ろす高台にあった「福島関所」は、中山道の要衝として“入鉄砲に出女”を厳しく取り締まっていました。
発掘された遺構の一角に関所が資料館として復元され、往時の様子を物語る用具などが展示されています。

■山村代官屋敷


山村代官屋敷

「福島関所」の関守を代々務めた尾張藩の木曽代官・山村氏のお屋敷。
家宝とされる品々や、参勤交代で大名が宿泊した時に出された料理などが展示されています。木曽駒ヶ岳を借景とした庭園も見事ですよ。

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