箱を300円で購入します

私も、この箱を手に温泉街をぶらり歩いてみました。
途中、渋温泉のキャラクター「しぶざるくん」のキーホルダーを発見。こんなものを入れてもいいかも♪

風呂桶を持ってます

私は、温泉まんじゅうを中心に箱を完成させました。温泉街には温泉まんじゅうのお店がたくさんあって、皮の色も中の餡もそれぞれ違うんですよ。家に帰ってから、ゆっくり9つの味を楽しもうと思います。

しぶざるくんの顔入りおまんじゅう

出来上がり！

最後に、折り紙名人ひしや寅蔵さんのおりがみ館を訪れました。
館内は、色とりどりの折り紙で作られた作品が展示されていて、一体どうやって折るのだろう??と思うものばかり。一枚の紙が様々なものに形を変えていく、日本の伝統「折り紙」の奥深さを感じました。

ここでは、寅蔵さんと一緒に折り紙体験ができます。私は“二羽の鶴”の折り方を教えてもらうことにしました。

上手にできるかな？

わかりやすく指導していただき、“二羽の鶴”が完成しました。これを応用して“四羽の鶴”も作れるそうですよ。紅白の二羽の鶴なので、結婚式などお祝いの席に添えたらステキですよね。

真ん中に切れ目の入った紅白の一枚の紙

完成品

寅蔵さんのお話しを聞きながら、とても楽しく折り紙体験ができました。こういう地元の方との触れ合いが、いい旅の思い出になるんですよね。

志賀高原と名湯を訪ねる旅、いかがでしたか？
とっても寒かったけれど、雪の中で思いっきり遊び、美味しいものをいただき、温泉で心も体もほっこりして、大満足の旅でした。ぜひ皆さんも訪れてみてくださいね！

■読者の皆さんへ

昨年6月にスタートした私、水谷悟子の【さっちの旅する信州】は、今回で終わりです。
大学受験で愛知県から初めて信州へやって来た時、その自然の雄大さに圧倒されると同時に、何とも言えない爽やかさや懐かしさを感じて、一瞬でこの地に魅了されたことを覚えています。それから4年間、信州のことを知れば知るほど、どんどん好きになりました。
何故こんなに好きになったのか、このシリーズで旅をしながらずっと考えてきました。地元の方と触れ合ったり、その土地ならではの美味しい物を食べたり、温泉に浸かったりしながら一日じっくり歩いてみると、どの町にも魅力がいっぱいで、心から満足できる場所だからなのかなと思いました。
自分が大好きな信州の魅力を、皆さんにどれだけお伝えすることができたかわかりませんが、このシリーズを担当させていただいたことを本当に嬉しく思います。
この春、大学を卒業し信州を離れますが、これからも時々信州を訪れて、もっともっとその魅力を発見していきたいと思っています。
最後になりましたが、読者の皆さん、取材でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。次回からは、佐々木 円（ささきまどか）さんが信州を旅していきます！

信州大学1年の佐々木 円です。水谷さんの後を引き継ぎ、信州の魅力を皆さんにお伝えできるよう頑張りますので、よろしくお願いします。