2013.09.19 [■I ♥信州(あいラブしんしゅう)]
<VOL.238>I♥信州(あいラブしんしゅう)
安曇野から発信中!自転車を通じて伝えるボディコントロール(2)
「I♥信州」は、長野県外から信州へ移住された方に、移住のきっかけや信州での暮らしの様子をお伺いし、長野県の魅力をさらに伝えていこうというコーナーです。
第15回目のI♥信州は、1993年に北海道から松本市に移住し、2008年に安曇野市へ移住された堂城賢(タカギマサル)さん・千絵さんご夫妻にお話をお聞きしました。
前編では、堂城さんご夫妻が、安曇野市に移住されるまでの経緯をお聞きしました。
◆前編はこちら
後編では、堂城さんご夫妻が運営する「やまめの学校」の様子やこれから挑戦したいこと、移住を考えている方へのメッセージなどをご紹介します。
■未来に向けて今の体をメンテナンス
堂城さんご夫妻が運営する「やまめの学校」は、日本でも珍しい自転車の乗り方の基本を教える学校です。
賢さん著作「自転車の教科書」には、
自転車に「ちゃんと」乗ることのポイントが満載!
自動車とは違い、運転免許がなく、学校へ行く必要もなく乗ることができる自転車。
しかし、自転車も一歩間違えれば大事故につながる危険な乗り物であることに間違いありません。
他人だけでなく、自分も傷つきかねない自転車ですが、その乗り方には基本がなく、人によって言うこともバラバラ…というのが現状。
それならば、“自転車の乗り方の基本を安曇野で作り、それを世界に発信していこう”、というのが「やまめの学校」の一つの理念です。
やまめの学校 座学の様子(提供:やまめ工房)
賢さん:「やまめの学校に来られる生徒さんのほとんどは、自転車を上手く乗りこなせず悩んで来られる方がほとんど。今、自転車がブームで、高くて軽い自転車を買ったけど、乗るとすごく重たいとか、ママチャリの人に抜かれたとか、何で?と思って来られる方が多いんです。
それはやっぱりきちんとした乗り方になっていないからで、自分で後ろ足に体重をかけてるからペダルが余計重くなるんですよね。」
座学ではストレッチの方法も教えています。
(提供:やまめ工房)
やまめの学校が提唱する自転車の乗り方、「やまめ乗り」は、これまでの自転車の乗り方とはまったく違い、体の重心・体重移動を意識したもの。
それは、賢さんが今までに積み重ねた経験だけでなく、空手をやっていた父親から幼い頃に教わったこと、そのものでした。
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