2011.08.11 [■就航地情報]
Vol147■”信州まつもと空港からの就航地”北海道情報14
今回は、北海道の中央部、空知(そらち)平野を潤す農業用水路の話題です。
米どころ空知を貫く水のみち「北海幹線用水路」
「北海幹線用水路」は、空知平野を80kmにわたって縦貫する用水路で、農業専用の用水路としては日本一の長さを誇ります。
北海幹線用水路の起点、空知川から取水する「北海頭首工(赤平市)」
赤平(あかびら)市、砂川(すながわ)市、奈井江(ないえ)町、美唄(びばい)市、三笠市、岩見沢市、南幌(なんぽろ)町の5市2町を流れ、受益面積は約2万6000haにも及びます。毎年5月から8月までの約 100日間、多い時で1日 360万tの水を空知川から取り入れます。
その歴史は古く明治期にさかのぼります。用水路計画が最初に立てられたのは1909年(明治42年)。その後、第一次世界大戦後の不況や関東大震災などの影響で相次いで計画が延期され、ようやく完成したのは1929年(昭和4年)のことでした。以来80年以上の間、北海道を代表する米どころ・空知平野の豊かな稔りを支えてきたのです。
岩見沢市などの市街地では親水公園も整備されています
維持管理を行う「水土里(みどり)ネットほっかい」では、用水路を地域の財産ととらえ、ウォーキングイベントや用水路周辺の植樹活動など、地域住民と一体となった様々な活動を行っています。
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