冬の風物詩「雪合戦」…子どもの遊びだと思っていたら、なんと国際大会まであるんですね。

「雪合戦」は、雪国ならではの冬文化。
北海道の南西部、洞爺（とうや）湖畔に位置する壮瞥町（そうべつちょう）では、冬場の観光誘致対策のために、地域住民が主体となって「雪合戦」をイベント化し、大人も真剣に競えるスポーツとして確立させました。ルールの制定や用具の開発・資金集めや運営まで、地域住民やボランティアの力はもちろん、行政のサポートや協賛団体の協力も加わり、官民一体で「昭和新山国際雪合戦大会」を支えています。

子どもの遊びを、大人が真剣に競う冬のスポーツとして確立。
北海道で生まれた新しい文化は海を渡りました。

この大会は、1989年（平成元年）の第1回大会から出場チームの応募数が募集枠を上回っており、その後も参加チームは年々増加し続け、平成18年度大会からは地区予選大会も開催されるなど、北海道の冬の一大イベントとなりました。
今や海外でも「YUKIGASSEN」と呼ばれる大会が催されています。

現在、壮瞥町では、この大会とは別に観光客が気軽に楽しめる雪合戦や冬体験メニューも検討されており、さらに冬に親しむことができる魅力的なまちづくりが進められています。

今年の「昭和新山国際雪合戦大会」は、2月25日（土）・26日（日）、開催の予定です。

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