2012.05.31 [■就航地情報]
Vol183■“ふじのくに” 静岡県情報20
今回は、静岡県の伝統工芸品の話題です。伝統工芸品の一つ一つに職人さんの“粋”と“意気”が感じられます。
今年もまた暑い夏がやってきます。明日6月1日からは、静岡県でもクールビズの様々な取組みが始まります。静岡県庁では、海外でも評価が高い「遠州織物」を使った「男の夏用ウェア」を製作し、この夏いよいよお目見えします!
遠州織物「男の夏用ウェア」
静岡県の西部、浜松市や磐田市あたりの遠州地区は古くから織物の盛んな地域として知られ、その伝統ある織物を使って、「おしゃれ」で「ここちよい」夏服をつくれないかという発想からこのウェアが生まれました。
コンセプトは「サムライ」。扇子がきれいに収まる胸ポケットなど、細部にまでこだわったデザインで、この夏のクールビズの新しい顔になりそうです。
井川メンパ〈弁当箱〉
さて、静岡県には他にも様々な伝統工芸品がありますが、多くの伝統工芸品のルーツは、江戸時代に三代将軍徳川家光が駿府(現在の静岡市)に浅間神社を造営したことに由来するといわれています。
全国から優秀な宮大工、左官、塗師、蒔絵師、彫り師などの職人が集められ、これらの人々が気候風土に恵まれたこの静岡の土地にとどまり、その技術を生かした工芸品を作り始め、今日に至っています。
駿河竹千筋細工
県内各地で作られる個性豊かな焼き物や、天然漆の光沢が美しい「井川メンパ(弁当箱)」、竹ひごを千筋組み合わせた「駿河竹千筋細工」など、これらの工芸品は、伝統の美と技を脈々と受け継ぎながら、私たちの暮らしに豊かさと潤いを与えてくれています。
暮らしの愛蔵品や大切な方への贈り物に、ふじのくにの伝統工芸品をぜひご利用ください!!
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