2025.03.14 [ その他 ]
ゼロカーボンミーティング2024 in 木曽を開催しました!
令和7年2月22日に、木曽合同庁舎講堂にて「ゼロカーボンミーティング2024 in 木曽~カードゲームで未来を切り拓こう!~」を開催しました。
今年度は、「ゼロカーボンをより身近に、自分事として感じてほしい」という思いから、カードゲームのプレイを中心とした体験型プログラムを企画しました。
今回使用したカードゲームは、「2050カーボンニュートラル」。
人間活動と炭素の動きの関係性が理解できるシミュレーションゲームです。
公認ファシリテーターの飯田市役所ゼロカーボンシティ推進課 熊谷健太郎氏、開米泰介氏の進行のもと、事務局も含めた会場全員でカードゲームをプレイしました。
自分たちの行動で刻々と変化する(ゲーム内の)地球環境。
全チームで積極的に行動し続けた結果、私たちのゲーム世界では「GDPの上昇とゼロカーボンの達成の両立」という理想的な状態を達成することができました。
参加者の皆さんも、「みんなが協働して、今すぐ、脱炭素に向けて行動すること」の重要性を肌で感じた様子でした。
後半は「『木曽の私たちにできること』を考えてみよう」と題し、参加者一人一人がゼロカーボンに向けて取り組みたいことについて考える時間としました。
ワークの前には取組事例の参考として、環境省 環境カウンセラーの池戸通徳氏から話題提供をいただきました。
池戸氏からは、飯田市や木曽町における木材利用に関する事例紹介や、自身の自宅等における「ペチカ」の導入、太陽熱の利用といった取組の紹介がありました。
太陽熱の利用実績に関する紹介では、「谷地形で日照時間の短い木曽谷でも十分太陽光が活用できる」ことが数字で示され、個人的には最も取組意欲がそそられました。
話題提供の後、ワークシートを用い、参加者の皆さんに「私が(地域で)取組みたいこと」を書き出していただきました。
私の想像に反し、「お書きください」と話した瞬間から皆さん悩む様子もなくペンを走らせていました。
何人かの方にいただいた発表では、「まあいっか、と思わず省エネルギーへの取組を積極的に行いたい」や「ゼロカーボンを自分事にし、横展開していきたい」といった声が聞かれました。
自分にできることを自分なりに進めていきたい、という、素晴らしい「想い」を共有いただけたと思います。
ゼロカーボンの実現には、多くの人がビジョンを共有し、行動を積み重ねていくことが重要です。
このような脱炭素に向けた「想い」をさらに広げていけるよう、私たちも取組んでいきます。
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