2017.09.28 [ その他 ]
林務課の日常⑧ ~治山現場レポート 徳音寺2~
皆さん、こんにちは。木曽地域振興局林務課のFです。
木曽では、夏の厳しい暑さが過ぎ、朝晩涼しく秋の訪れを感じています。
木曽町徳音寺の治山ダムの設計は終わりましたが、受注業者が決定して現場が動き出すのはもう少し先になりますので、今回は今年ダムを入れる場所の事業区域内にある保安林内の崩壊地を紹介します。
こちらが全景になります。国道19号線からも見え、木が無く地表が露出していることが分かります。
崩壊地を下から調査してみると・・・
土砂が倒れた木によって堰き止められており、もし、この木が無ければより多くの土砂が下方に流出し、被害を甚大なものにしていた恐れがありました。
この木も時間の経過とともに朽ちて、この土砂が流出し、拡大崩壊する危険性が高いため緊急に対策を講じる必要があります。
こういった、保安林内の崩壊地の復旧も治山事業として取り組んでいます。来年度以降、構造物や緑化などにより保安林の早期安定を図っていく予定です。
山腹の崩壊箇所は近くで見ると殺ばつとした光景で、改めて自然の力の恐ろしさを感じました。
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