みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
こちらは王滝村の「新滝」です。
滝を真横から眺めた写真ですが、水しぶきが日の光でキラキラと輝いて綺麗ですよね~。落差のある滝を間近で見ることが出来る、癒し空間です。
さて前回に続いて、王滝村の自転車散歩。実は王滝村、自転車乗りにはけっこう知られていて、ロードバイクのヒルクライムの大会や、MTB(マウンテンバイク)の大会が毎年開催されていて、全国からサイクリストが集まる有名な村なのです。今回は、散歩というよりも、ちょっとハードな「ヒルクライム編」ですね・・・。(笑)
「御岳湖」の周辺は緩やかなアップダウンが続く道で、景色を楽しみながら、のんびりとサイクリングを楽しむことが出来ますが、観光案内所や役場のある王滝村の市街地から、御嶽山の登山口のある「田の原天然公園」までのルートは一気に勾配がきつくなり、長い登り坂が延々と続く本格的なヒルクライムコースなのです。
初夏には「ヒルクライム・イン・王滝村」という自転車の大会が開催され、全国から坂好きが集まる、距離20数キロ、標高890mから2,180mへと、一気に駆け上る人気コースです。
坂はきついのですが、周囲の紅葉は素晴らしいです。
このルート、途中に二つの「滝」があるのですが、これが見応えがあってお気に入りスポットになっています。
まず最初に現れるのが「清滝」。道路沿いから眺めることも出来るし、滝の近くまで遊歩道も整備されています。
「清滝」は御嶽山に登る際に、身を清める修行の場だったそうです。
そして、次に現れるのが「新滝」、こちらは5分ほど遊歩道を登った先にあります。
滝の上部が紅葉していて綺麗でした。滝に近づくと水しぶきがすごくて、清涼感たっぷりです。修行者用でしょうか、滝の下部には小屋も設置されていましたよ。
こちらは滝の裏側から撮った画像です。新滝は、別名「裏見滝」とも呼ばれ、滝の裏側に回って、その流れを見ることが出来るのです。真冬には迫力ある氷柱が出来上がるそうですよ。
滝を眺めて休憩したところで、田の原を目指してヒルクライムを再開です。カラマツ林の黄金色に囲まれたり、標高を上げると、葉を落とした真っ白な白樺林に囲まれたりと、くねくねと長い上り坂は過酷ですが、晩秋の信州らしい景色を楽しむことが出来ました。
後半はスキー場のゲレンデ内の九十九折の坂道を走るのですが、最後が一番きつくて、何度も心が折れそうになりながらも、「田の原天然公園」標高2180mに到着です。
目の前の「御嶽山」は、山頂付近がガスっていましたが、大きくて迫力ある姿に感動します。 また、下りでは、目の前に「木曽駒ヶ岳」を中心に中央アルプスの山並みが大きく広がり、絶景を楽しみながら紅葉のトンネルの中を下りました。
ハードなヒルクライムコースですが、景色が良く、ラストの御嶽山の眺めも素晴らしいので、週末にはサイクリストが集まる人気コースです。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583