木曽神社巡りもいよいよラスト、木曽郡最南の南木曽町です。
神社巡りにあたり、地元町村役場の皆さんに「初詣は何処へ行かれますか」とリサーチをしたところ、南木曽町は「集落ごとに神社があるので、近くの神社に行きます」とのお答え。それも、木曽らしいなぁと感じました。
それならば、妻籠宿まで行ってみるかと、大桑村白山神社から車で約30分、妻籠宿に到着。
まずは「やまぎり食堂」さんで、五平餅をいただき、ホッと一息。
妻籠宿は「日本遺産木曽路」の構成文化財で、「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。
妻籠の人たちは町並みを守るために、家や土地を「売らない・貸さない・壊さない」という三原則をつくり、ここで生活しながら江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えています。
さて、五平餅でお腹も満たされたので、妻籠宿の中ほどの階段を上り、旧妻籠小学校の奥にある「和智野(わちの)神社」に向かいます。
旧妻籠小学校の奥に神社の鳥居が見えます。
鳥居正面がこちら。
鳥居をくぐると石段を上ります。奉納されたものでしょうか、のぼり旗が並んでいます。
石段を上りきると、二の鳥居の奥に社殿が見えます。小さな神社ですが、木立に囲まれ厳粛な雰囲気に包まれています。
境内には末社が数多く祀られていて、歴史を感じます。
神社巡り最後の参拝を済ませ、再び妻籠宿をぶらぶらと散策していると、軒先に見慣れぬ干し柿のようなものが・・。
後で調べたところ、これは「つとっこ柿」といって、渋柿を藁で包み甘く熟れるまで吊るしておくもので、妻籠宿の風物詩だそうです。色彩豊かな可愛いフォルムが芸術的ですね。
これにて、木曽郡6町村の神社巡りは終了!
今回は駆け足での神社巡りでしたが、皆さまには、木曽の歴史ある町並み、雄大な自然をゆっくりとお楽しみいただけますと幸いです。
和智埜(わちの)神社
【住 所】 木曽郡南木曽町吾妻字和知野591
やまぎり食堂
【住 所】木曽郡南木曽町吾妻2179-1
【電 話】0264-57-3134
【営業時間】9時30分~17時 (火曜定休・冬期変動あり)
【ホームページ】https://nagiso.jp/topics/yamagiri-shokudo/
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