皆さんこんにちは。木曽神社巡り第５弾は大桑村の白山神社です。
1月５日昼過ぎ、上松町諏訪神社を出発、車で約20分で白山神社鳥居前駐車場に到着。

白山神社も、御嶽神社里宮と同じく「日本遺産木曽路」の構成文化財で、その建立は、なんと南北朝時代の元弘4年（1334年）、現存する社殿建築としては信濃最古のものだそうです。かつ国指定の重要文化財でもあります。

鳥居からは社殿は見えません。とりあえず、石段を上り始めますが、ご覧のとおり、かなり急で手摺りもないので、なかなかハードな石段でした。

石段を上ると今度は登山道？？　木段でちゃんと整備はされていますが、山道ですね。
とりあえず、進みます。

まだ社殿は見えません。
ふと木段脇の木を見ると、ビニールテープが巻かれている・・・こ、これは、クマが樹木の皮を剥いでしまう「クマ剥ぎ」被害対策で巻いていると林務課職員に教えてもらったやつじゃないですか・・。
クマ鈴を付けてこなかったことを後悔しつつ、今は冬眠中に違いないと信じて足早に上ります。

上り始めて５分弱ぐらい（足の遅い私のペースで）。やっと社殿が見えました。

狛犬に迎えられて社殿に到着です。

白山神社のパンフレットによると、この覆屋の中に、蔵王神社・白山神社・伊豆神社・熊野神社の四社殿が鎮座し、四社殿共に国の重要文化財の指定を受けているそうです。
この日は覆屋に鍵がかかっていたので、外からお参りして、下山しました。

このエリアは、白山神社郷土環境保全地域にも指定されています。

それでは、神社巡り最終地の南木曽町へ向かいます。（続く）

白山神社
【住　所】 木曽郡大桑村殿1755-1
【電　話】 0264-55-1020（大桑村教育委員会）
【ホームページ】http://www.kisoji-isan.com/heritage/27.html